“をどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
69.7%
舞踊6.1%
6.1%
袁杼理3.0%
3.0%
躍利3.0%
雄雞3.0%
雄鳥3.0%
雄鶏3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夜さくやちらしおきたる苧幹をがら寸断ずた/\をれてあり、これひとさんじてのち諸神しよじんこゝにあつまりてをどり玉ふゆゑ、をがらをふみをり玉ふなりといひつたふ。
「ムツ五郎ですか。」主事は空つぽの頭を仔細らしくかしげた。「それは三津五郎のなまりでせう、三津五郎なら居ますよ。舞踊をどりの達者な俳優やくしやでしてね。」
見渡すに夜中の事ゆゑ夫なりと目當めあては知ねど女の聲ヤヨ人殺し/\助け給へと叫ぶにぞさてこそ惡漢御參んなれと猶一さん馳着はせつきて用意の延棒のべぼうを追取直してをどりこみて女房をおさへたる惡漢どもを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
衰へてたどる袁杼理をどり
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
是故に天堂を描く時、この聖なる詩は、行手ゆくての道のれたるを見る人のごとく、をどり越えざるをえざるなり 六一—六三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かたじけない。然し、私は天引三割の三月縛みつきしばりと云ふ躍利をどりを貸して、あらかせぎを為てゐるのだから、何も人に恩などを被せて、それを種に銭儲かねまうけを為るやうな、廻りくどい事を為る必要は、まあ無いのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
雌鳥めどり雄鳥をどり立竝たちなら
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
雄鶏をどりしき白妙しろたへ
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)