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訛
ふりがな文庫
“訛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なま
60.3%
なまり
34.9%
だま
2.4%
あやま
1.4%
あやまり
0.3%
か
0.3%
だ
0.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なま
(逆引き)
そう云う言葉さえ聞き取りにくい田舎
訛
(
なま
)
りで、こちらが物を尋ねてもはかばかしい答えもせずに、ただ
律義
(
りちぎ
)
らしく
時儀
(
じぎ
)
をして見せる。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
訛(なま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なまり
(逆引き)
ラムネは一般にレモネードの
訛
(
なまり
)
だと言はれてゐるが、さうぢやない。ラムネはラムネー氏なる人物が発明に及んだからラムネと言ふ。
ラムネ氏のこと
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
訛(なまり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
だま
(逆引き)
己
(
おの
)
れは金儲けに出掛けるのではない。人を
訛
(
だま
)
かして金を儲けるなんてもっての外の事を言う。実際ラマの化身でないのに化身だなんて、罪を作り金を
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
訛(だま)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
あやま
(逆引き)
仰いで
皎日
(
こうじつ
)
を
視
(
み
)
て、目
尽
(
ことごと
)
く
眩
(
げん
)
して後、
赤豆
(
せきとう
)
黒豆
(
こくとう
)
を暗室中に
布
(
し
)
いて之を
弁
(
べん
)
じ、又五色の
縷
(
いと
)
を窓外に懸け、月に映じて
其
(
その
)
色を別って
訛
(
あやま
)
つこと無く、
然
(
しか
)
して後に人を相す。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
訛(あやま)の例文をもっと
(4作品)
見る
あやまり
(逆引き)
一一六
強
(
あながち
)
に
仏
(
ほとけ
)
をたふとむ人の、歌の
意
(
こころ
)
に
細妙
(
くはし
)
からぬは、これほどの
訛
(
あやまり
)
は幾らをもしいづるなり。
足下
(
そこ
)
は歌よむ人にもおはせで、此の歌の
意
(
こころ
)
異
(
あや
)
しみ給ふは
一一七
用意
(
ようい
)
ある事こそと、
篤
(
あつ
)
く
感
(
め
)
でにける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
訛(あやまり)の例文をもっと
(1作品)
見る
か
(逆引き)
海保漁村撰の墓誌に、抽斎が『
説文
(
せつもん
)
』を引いて『素問』の陰陽結斜は
結糾
(
けつきゅう
)
の
訛
(
か
)
なりと説いたことが載せてある。また七損八益を説くに、『
玉房秘訣
(
ぎょくぼうひけつ
)
』を引いて説いたことが載せてある。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
訛(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
だ
(逆引き)
と
訛
(
だ
)
みたることばにて語るは
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
訛(だ)の例文をもっと
(1作品)
見る
訛
漢検1級
部首:⾔
11画
“訛”を含む語句
訛言
田舎訛
訛伝
地方訛
転訛
上方訛
国訛
相模訛
京訛
訛音
訛謬
田舍訛
國訛
肥後訛
訛声
越後訛
俗訛
訛言葉
訛成転形語
訛沢山
...
“訛”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
島崎藤村
柳田国男
山本周五郎
石川啄木
斎藤茂吉
谷崎潤一郎
樋口一葉
薄田泣菫