トップ
>
時儀
ふりがな文庫
“時儀”の読み方と例文
読み方
割合
じぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じぎ
(逆引き)
そう云う言葉さえ聞き取りにくい田舎
訛
(
なま
)
りで、こちらが物を尋ねてもはかばかしい答えもせずに、ただ
律義
(
りちぎ
)
らしく
時儀
(
じぎ
)
をして見せる。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それがすむと、先生たちが出口に立って紙に包んだ菓子を生徒に一人一人わけてやる。生徒はにこにこして、お
時儀
(
じぎ
)
をしてそれを受け取った。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
父は火鉢へ手をやつたなり、何も云はずに
時儀
(
じぎ
)
をしました。丁度この時でございます。わたしは母の云ひつけ通り、お茶のお給仕に参りました。
雛
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
時儀(じぎ)の例文をもっと
(18作品)
見る
“時儀”の意味
《名詞》
時候の挨拶。
辞儀。
(出典:Wiktionary)
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“時”で始まる語句
時
時分
時雨
時間
時鳥
時々
時計
時刻
時代
時節
検索の候補
時辰儀
御時儀
“時儀”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
長塚節
芥川竜之介
夏目漱石
田山花袋
泉鏡花