“時鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほととぎす84.2%
ほとゝぎす14.2%
ほとヽぎす0.8%
ホトトギス0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“時鳥”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション14.7%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本10.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「山はまだ花の香もあり時鳥ほととぎす、井月。ところどころに滝のほのめく、文室」——そんな附合つけあひも残つてゐる。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
七月下旬に沓掛へ行ったときは時鳥ほととぎすが盛んに啼いたが、八月中旬に再び行ったときはもう時鳥を聴くことが出来なかった。
KからQまで (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
(かつぎゆく三味線箱さみせんばこ時鳥ほとゝぎす)となかちやうとともにいた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
四月三十日、初鰹はつがつをにも、時鳥ほとゝぎすにも興味はなくとも、江戸の初夏の風物は此上もなくさはやかな晝下がりです。
時鳥ほとヽぎすもず前世ぜんせ同卿人どうきやうじんにて、くつさしと鹽賣しほうりなりし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
時鳥ほとヽぎす時分じぶんをさがしてかへるなどをみちくさにさし、れをはせておわびをするとか
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
人の子の綿入を袷に脱ぎかえて、更衣の新たなるを欣ぶこころは、家に青簾掲げて棲心地の改まると同じく、別けても山の手は近郊に接するほど、簾かかげて時鳥ホトトギス待つの楽しみもあり、江戸ッ児には何ぼう嬉しいか知れぬものだ。
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)