“﨟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろう76.2%
らふ22.6%
らう1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時鳥ほととぎす啼くや五尺の菖蒲あやめ草を一杯に刺繍ぬいとった振り袖に夜目にもしるき錦の帯をふっくりと結んだその姿は、気高く美しくろうたけて見える。
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
らふたけてしかもひなに隱れ住む、すこし世帶やつれのした若い母が、窓のきはで機を織つてゐる夕暮れ、美しい都の姫がたづねてくる。
春宵戯語 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
昼ながららうたき月
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)