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『紅白縮緬組』
ふりがな文庫
『
紅白縮緬組
(
こうはくちりめんぐみ
)
』
「元禄の政は延喜に勝れり」と、北村季吟は書いているが、いかにも表面から見る時は、文物典章燦然と輝き、まさに文化の極地ではあったが、しかし一度裏へはいって見ると、案外諸所に暗黒面があって、蛆の湧いているようなところがある。 南町奉行配下の与力 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンデー毎日 夏季増刊号」1924(大正13)年7月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
焦心
(
いらいら
)
何処
(
いずれ
)
嘔吐
(
はく
)
扮
(
よそお
)
刺繍
(
ぬいと
)
叫
(
おめ
)
後退
(
あとじ
)
燦
(
きらび
)
冠
(
かぶり
)
汝
(
おのれ
)
著
(
しる
)
令
(
ふれ
)
在
(
おわ
)
扮装
(
みなり
)
艶
(
なまめ
)
今度
(
このたび
)
伽羅
(
キャラ
)
吠
(
ほざ
)
奴
(
やっこ
)
実
(
げ
)
宣
(
なの
)
幇間
(
たいこ
)
戦
(
そよ
)
戦慄
(
みぶるい
)
痴人
(
しれもの
)
禿
(
かむろ
)
私
(
わし
)
縛
(
くく
)
解
(
げ
)
訓
(
さと
)
飜
(
ひるが
)
其奴
(
そやつ
)
剥
(
む
)
嘔吐
(
へど
)
幾千
(
いくら
)
廓
(
さと
)
怨恨
(
うらみ
)
拘
(
かか
)
挫
(
ひし
)
朧
(
おぼ
)
某
(
それがし
)
澆季
(
すえ
)
眼
(
まなこ
)
脛
(
はぎ
)
英
(
はなぶさ
)
衝
(
う
)
返辞
(
いらえ
)
電光
(
いなずま
)
馴染
(
なじ
)
一筆
(
ひとふで
)
不埒
(
ふらち
)
丑満
(
うしみつ
)
仄
(
ほの
)
仕業
(
しわざ
)
他人
(
ひと
)
佩
(
は
)
傷
(
いた
)
先方
(
さき
)
其角
(
きかく
)
出来
(
しゅったい
)
剃刀
(
かみそり
)
厩橋
(
うまやばし
)
周囲
(
まわり
)
周章
(
あわ
)
唐土
(
もろこし
)
喪
(
うしな
)
嗷訴
(
ごうそ
)
執成
(
とりな
)
塵
(
ちり
)
売僧
(
まいす
)
女郎
(
めろう
)
奴姿
(
やっこすがた
)
射
(
さ
)
局
(
つぼね
)
忝
(
かたじ
)
恋敵
(
こいがたき
)
恭
(
うやうや
)
悪戯
(
いたずら
)
慇懃
(
いんぎん
)
懲
(
こ
)
戌年
(
いぬどし
)
打遣
(
うっちゃ
)
担
(
かつ
)
揚屋
(
あげや
)
政
(
まつりごと
)
春日
(
かすが
)
時鳥
(
ほととぎす
)
業平
(
なりひら
)
樹立
(
こだち
)
清々
(
すがすが
)
滾々
(
こんこん
)
煽
(
あお
)
独言
(
ひとりごと
)
畏
(
かしこ
)
癇癪
(
かんしゃく
)
石町
(
こくちょう
)
縮
(
すく
)
菖蒲
(
あやめ
)
蒙
(
こうむ
)
蛆
(
うじ
)