“慇懃”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いんぎん98.4%
ねんごろ0.6%
いんきん0.3%
まめやか0.3%
ゐんぎん0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“慇懃”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語26.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
室内の浮気な釦穴ばたんあなが、多数の男性によってつくられた鋳型いがたのように、慇懃いんぎんに籐椅子にもたれていた。
大阪万華鏡 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
博士は、法水を見ると慇懃いんぎんに会釈して、彼の妻を死の幽鎖から救ってくれたことに、何度も繰り返して感謝の辞を述べた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ロミオ お乳母うばどの、おぬしのおひいさんへ慇懃ねんごろつたへてくだされ。わし飽迄あくまでうておく……
ロミオ といふのは、慇懃ねんごろ挨拶あいさつするためといふこゝろか?
慇懃まめやかに勧めた。が、主人はそれを顧みもせずやっぱりこわれた猪口の砕片かけらをじっと見ている。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
雪枝ゆきえ慇懃ゐんぎんふ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)