“慇懃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんぎん98.0%
ねんごろ0.9%
いんきん0.3%
いんざん0.3%
まめやか0.3%
ゐんぎん0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またそれに対して、慇懃、武蔵も師礼を取ったかもしれない。けれど晩年絵を吉重に学んだとして武蔵の画を見るわけにはゆかない。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ロミオ お乳母どの、おぬしのおさんへ慇懃へてされ。飽迄うておく……
内には言い争うごとき声聞こえしが、また静かになりて戸は再びあきぬ。さきの老媼は慇懃におのが無礼の振る舞いせしをびて、余を迎え入れつ。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
慇懃に勧めた。が、主人はそれを顧みもせずやっぱりれた猪口の砕片をじっと見ている。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)