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飽迄
ふりがな文庫
“飽迄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あくまで
95.7%
あくま
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくまで
(逆引き)
わたくしは因縁こそ実に
尊
(
とうと
)
くそれを
飽迄
(
あくまで
)
も大切にすべきものだと信じて
居
(
お
)
ります。
其処
(
そこ
)
に優しい
深切
(
しんせつ
)
な愛情が当然
起
(
おこ
)
るのであります。
家庭愛増進術:――型でなしに
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
空は
飽迄
(
あくまで
)
灰色であった、三尺
許
(
ばかり
)
上は灰色の厚い布で張詰られているような気がした。外へ出たが誰を
探
(
たず
)
ねて見ようという考えは別になかった。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
飽迄(あくまで)の例文をもっと
(22作品)
見る
あくま
(逆引き)
海は、さながら、鏡の
面
(
おもて
)
に息を吹きかけて、曇った程にしか見られない。彼の、
北国
(
ほっこく
)
の海の上を走るような、黒い陰気な雲の片影すらなかった。曇っても
飽迄
(
あくま
)
で明るい瀬戸内海は女性的である。
舞子より須磨へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
飽迄(あくま)の例文をもっと
(1作品)
見る
飽
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
迄
漢検準1級
部首:⾡
7画
“飽”で始まる語句
飽
飽気
飽々
飽満
飽足
飽食
飽海
飽浦
飽和
飽氣
“飽迄”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
伊東忠太
押川春浪
三島霜川
与謝野寛
二葉亭四迷
作者不詳
島崎藤村
国枝史郎
岡本かの子