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飽
ふりがな文庫
“飽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あ
78.0%
あく
16.0%
あき
2.5%
あか
1.3%
う
0.6%
く
0.6%
あい
0.3%
あぐ
0.3%
はう
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あ
(逆引き)
子供
(
こども
)
は、もはや、
海
(
うみ
)
の
上
(
うえ
)
の
航海
(
こうかい
)
に
飽
(
あ
)
いていました。なぜなら、
青
(
あお
)
い
波
(
なみ
)
と
青
(
あお
)
い
空
(
そら
)
のほかには、なにも
見
(
み
)
ることができなかったからです。
汽船の中の父と子
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
飽(あ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あく
(逆引き)
むしろそのあまりに
強情
(
かたくな
)
な
性質
(
せいしつ
)
……一たん
斯
(
こ
)
うと
思
(
おも
)
えば
飽
(
あく
)
までそれを
押
(
お
)
し
通
(
とう
)
そうとする、
我侭
(
わがまま
)
な
気性
(
きしょう
)
の
為
(
た
)
めであったように
思
(
おも
)
われました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
飽(あく)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あき
(逆引き)
女がすでに離れた以上、自分の仕事に
飽
(
あき
)
が来たと云ってはすまないが、
前
(
ぜん
)
同様であるべき窮屈の程度が急に著るしく感ぜられてならなかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
飽(あき)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
あか
(逆引き)
彼一人安閑として世を渡り綺羅を
被
(
かぶ
)
り美味に
飽
(
あか
)
んためには数千の貧人は
汗滴
(
かんてき
)
労働しつつあるなり、貧は常にして富は稀なり、汝は普通の人にして彼貴公子は例外の人なり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
飽(あか)の例文をもっと
(4作品)
見る
う
(逆引き)
とかく長陣には、寄手のほうが
飽
(
う
)
み易く、油断も生じ易いものでございますゆえ——
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
飽(う)の例文をもっと
(2作品)
見る
く
(逆引き)
そりゃ、男衆にだったら、そんな時の小式部さんをさ——あの憎たらしいほど艶やかなししむらなら、大抵まあ、一日経っても眼が
飽
(
く
)
ちくなりやしまいと思う
絶景万国博覧会
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
飽(く)の例文をもっと
(2作品)
見る
あい
(逆引き)
『
飽
(
あい
)
たら勝手に飽くさ。』と私は笑つた。
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
飽(あい)の例文をもっと
(1作品)
見る
あぐ
(逆引き)
この時、あなたの山の方から
幾箇
(
いくつ
)
の
松明
(
たいまつ
)
が狐火のように乱れて見えた。巡査の一隊は尋ね
飽
(
あぐ
)
んで、今や山を降って来たのであろう。
斯
(
か
)
くと見るより
此方
(
こなた
)
の人々は口々に叫んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
飽(あぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はう
(逆引き)
甚だしき
飢
(
き
)
や
飽
(
はう
)
や、浴後の
薄衣
(
うすぎ
)
や、皮膚の不潔や、すべて病因たることは、盡く自己の判斷と、他の批判と、即ち一個的及び相互的の注意によつて、之を避けねばならぬ。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
飽(はう)の例文をもっと
(1作品)
見る
飽
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
“飽”を含む語句
飽気
飽迄
飽々
飽満
飽足
塩飽
飽和
飽浦
飽倦
仕飽
見飽
飽食
飽海
飽果
飽氣
待飽倦
飽慾
飽託
暖衣飽食
飽滿
...
“飽”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
国木田独歩
三遊亭円朝
樋口一葉
幸田露伴
木暮理太郎
泉鏡太郎
岡本かの子
海野十三