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飽満
ふりがな文庫
“飽満”のいろいろな読み方と例文
旧字:
飽滿
読み方
割合
ほうまん
81.8%
はうまん
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうまん
(逆引き)
よく聞き
糺
(
ただ
)
して見ると、しかく平気な男も、時々は歓楽の
飽満
(
ほうまん
)
に疲労して、書斎のなかで精神を休める必要が起るのだそうであった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ウンという程
飽満
(
ほうまん
)
したアトの富豪連ですから、そうした脱俗的なピクニック気分を起すのは、生理上むしろ当然の要求かも知れませんからね。
狂人は笑う
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
飽満(ほうまん)の例文をもっと
(9作品)
見る
はうまん
(逆引き)
飽満
(
はうまん
)
と寂蓼とは同じでない。倦怠と憧憬とは同じでない。それでゐてこれが同じであると言はなければならなくなるのは何の故であらう。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
一日に何千何万といふ人命を
賭
(
かけ
)
にして
此
(
この
)
本能に
飽満
(
はうまん
)
の悦楽を与へるのが戦争であるとは、誰しも
云
(
い
)
ひ得まい。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
飽満(はうまん)の例文をもっと
(2作品)
見る
飽
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
“飽”で始まる語句
飽
飽気
飽迄
飽々
飽足
飽食
飽海
飽浦
飽和
飽氣
“飽満”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
夏目漱石
北原白秋
吉川英治
夢野久作
長谷川時雨
岡本かの子
田山花袋