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糺
ふりがな文庫
“糺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ただ
81.9%
ただす
9.3%
たゞ
6.9%
たゞし
0.5%
きゅう
0.5%
た
0.5%
たゞす
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ
(逆引き)
それには、
定助郷
(
じょうすけごう
)
嘆願の趣ももっともには聞こえるが、よくよく村方の原簿をお
糺
(
ただ
)
しの上でないと、容易には仰せ付けがたいとある。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
糺(ただ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ただす
(逆引き)
「帰りは、いつも、
糺
(
ただす
)
の
原
(
はら
)
で日が暮れる。あの辺を、びんぼう車の通るのを待ち伏せして、四方から、野火焼きしてやるのじゃ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
糺(ただす)の例文をもっと
(20作品)
見る
たゞ
(逆引き)
よく
聞
(
き
)
き
糺
(
たゞ
)
して
見
(
み
)
ると、しかく
平氣
(
へいき
)
な
男
(
をとこ
)
も、
時々
(
とき/″\
)
は
歡樂
(
くわんらく
)
の
飽滿
(
はうまん
)
に
疲勞
(
ひらう
)
して、
書齋
(
しよさい
)
のなかで
精神
(
せいしん
)
を
休
(
やす
)
める
必要
(
ひつえう
)
が
起
(
おこ
)
るのださうであつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
糺(たゞ)の例文をもっと
(15作品)
見る
▼ すべて表示
たゞし
(逆引き)
糺
(
たゞし
)
けるに
親
(
おや
)
三藏は近年
病死
(
びやうし
)
致し私しは當年廿五歳なれば廿二三年
跡
(
あと
)
の事は一向覺えなしと云にぞ然らば廿二三年
前
(
ぜん
)
の奉公人の
宿帳
(
やどちやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
糺(たゞし)の例文をもっと
(1作品)
見る
きゅう
(逆引き)
蒲生源左衛門は須田等を
糺
(
きゅう
)
した。二人は証拠文書を
攘
(
と
)
って来たのだから、それに合せて逐一に述立てた。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
糺(きゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
た
(逆引き)
御嶽冠者は
頷
(
うなず
)
いたが、静かに山吹へ眼を注ぎ、優しい口調で
糺
(
た
)
だし出した。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
糺(た)の例文をもっと
(1作品)
見る
たゞす
(逆引き)
新聞屋になつて、
糺
(
たゞす
)
の森の奧に、哲學者と、禪居士と、若い坊主頭と、古い坊主頭と、一所に、ひつそり閑と暮して居ると聞いたら、それはと驚くだらう。
京に着ける夕
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
糺(たゞす)の例文をもっと
(1作品)
見る
糺
漢検1級
部首:⽷
7画
“糺”を含む語句
糺問
糺明
問糺
相糺
聞糺
取糺
糺弾
訊糺
糺命
糺問所
御糺
聴糺
内蔵助糺
糺附近
糺河原
糺明所
糺明中
取糺中
御糺明下
糺問使
...
“糺”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
山本周五郎
徳田秋声
小山清
南方熊楠
蘭郁二郎
幸田露伴
福沢諭吉
岡本綺堂