“歡樂”のいろいろな読み方と例文
新字:歓楽
読み方割合
くわんらく44.4%
よろこび33.3%
たのしみ22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくたゞしてると、しかく平氣へいきをとこも、時々とき/″\歡樂くわんらく飽滿はうまん疲勞ひらうして、書齋しよさいのなかで精神せいしんやすめる必要ひつえうおこるのださうであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ロミオ 此上このうへ歡樂よろこびわしぶのでなかったら、早急さっきふわかるゝのはかなしいことであらう。つゝがなうござりませ。
甲板の上には汚れた服を着た船員が集つて、船の中で買食でもする外に歡樂たのしみも無いやうな、ツマラなさうな顏付をして、上陸する人達を可羨うらやましげに眺めて居た。漸く艀が來た。吾儕も陸へ急いだ。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)