“斯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
43.4%
35.8%
かく9.4%
かか3.7%
かゝ2.9%
かう0.8%
この0.8%
こう0.7%
こん0.5%
こゝ0.4%
(他:13)1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“斯”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸100.0%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション50.7%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本45.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その主人しゆじんうへおもふことくまでふかく、かくも眞面目まじめもの
くて、若くして自分の寿命の短かいであろうことを覚悟させられた時、当然、一つの安易な将来のみちが思浮かべられた。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
するともと/\狡猾な女でございますから、奥方の纔訴ざんそを致し、又若様の纔訴を致すので、何となくう家がもめます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
だから、んな異状を感じても、脳の組織の変化から、精神にわるい影響を与へるものとしては、悲観する余地がなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
なる事実と照合する時は、かかる心理遺伝が、かくの如き屍体飜弄の夢中遊行を誘起し得べき事、うたがいを容れざるべし。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
我等みたりもまたみなかくの如くなりき、我は山羊に彼等は牧者に似たり、しかして高き岩左右より我等をかこめり 八五―八七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
すなわち東洋諸国専制流せんせいりゅう慣手段かんしゅだんにして、勝氏のごときもかかる専制治風の時代にらば
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
なお、「黒髪に白髪しろかみまじり老ゆるまでかかる恋にはいまだ逢はなくに」(巻四・五六三)という類想の歌もある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
隨分ずいぶん無謀むぼうことだ、今頃いまごろからかゝ深林しんりんむかつて探險たんけんするのは
かゝしまこととて、みちなどのあらうはづはなく、熊笹くまざゝあひだ掻分かきわけたり
伯母は涙きもへず「――長二や、――私や、かうしてお前とるいて居ながら、コツクリと死にたいやうだ――」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
案内者はかう云つて、仲に立つた者が此レールを請負つて、一間ばかりの橋一つにも五十圓の、枕木一本が幾圓のと、不當な儲をした事を話す。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
茫々ぼうぼうたる過去と、漠々ばくばくたる未来の間に、この一瞬いっしゅんの現今は楽しい実在じつざいであろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
たとえば法隆寺の壁画は焼けてしまったし、この集の法輪寺にかいてある三重塔も、昭和十九年雷火のため焼失して今はない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
甞て私が学校を除籍せられた時、父が学資の仕送りを絶ったのは、こうもしたら或は帰って来るかと思ったからだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
父様ととさま御帰りになった時はこうしてる者ぞと教えし御辞誼おじぎ仕様しようく覚えて、起居たちい動作ふるまいのしとやかさ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
龜「へい雲助をしていやしたが、ろくな酒も飲めねえから太く短くやッつけろと、今ではこんな事をしておりやす」
然るに近来は警察の方針が全く違つて来て、あゝ云ふ性質の者はどし/\圧迫して止まぬから、侠客は益〓窮境に居るが、自分はこんなに苦める結果は何様変形するかと危み思ふ。
侠客の種類 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
こゝに於て、凡ての声、情及び心の響なる凡ての声の一致を見る、高きも低きも、濁れるもめるも。
万物の声と詩人 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
〔譯〕おのれうしなへばこゝに人をうしなふ。人を喪へば斯にものを喪ふ。
之を立つればここに立ち、之をみちびけば斯にしたがい、之をやすんずれば斯に来り、之を動かせば斯に和らぐ。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
つねここおいてし、わざわいを造りはいをおこすも、つねここに於てす、其あくに懲り、以て善にはし
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
泉原はそう思って、我ながらうして女のあとを追ってきた愚かしさをはがゆく思った。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
人間にんげんとくによる。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
平次は湯島への道を辿り乍ら、やうやく本氣になつたらしい調子で、かう八五郎に話して聽かせるのでした。
やうやく元柳橋の娘のところにゐるのを見付けて、首根つこをつまみあげて見ましたがね」
ひましたが、はなんなになりました。
郷人の飲酒するとき、杖者じょうしゃ(老人)づればすなわち出づ。郷人のおにやらいするときは、朝服して〓階そかいに立つ。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
子游曰く、君につかえて(責)むればすなわ(則)ちはずかしめられ、朋友に(交わりて)むればすなわうとんぜらる。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
平次の決心はようやく定まつた樣子です。
マサニノ難ナカルベシ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
厳凝イツゴリと 神習カムナラヒゆくコノ吾魂ワガタマ。いよゝます/\ 厳凝してむ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)