“斯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
42.6%
36.3%
かく9.4%
かか3.8%
かゝ2.9%
かう1.1%
この1.0%
こう0.7%
こん0.5%
こゝ0.4%
ここ0.3%
0.3%
やうや0.2%
すなわ0.1%
あざむ0.1%
0.1%
これ0.1%
ようや0.1%
0.1%
コノ0.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食物くひものからもえところを、ウム、さいはかべが少し破れてる、うやつて火箸ひばしツついて、ブツ
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
すでくの如しとせば、予等独自の眼光を以て万象を観んとする芸術の士の、梅花に好意を感ぜざるはかならずしも怪しむを要せざるべし。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
何処へ往くのか知らぬが、降雨ふるのに尻も端折らずに跣足はだしで歩く奴があるものか、身軽にして威勢好く歩けと、近寄って声を掛けたが
河童小僧 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
署長もすっかりおこってしまいある朝役所やくしょへ出るとすぐいきなりバキチをび出してもうわたしたといます。
バキチの仕事 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
その或る者は労少なくしてむくい多く、而して其の功も亦た多し、かくの如きものに対しては、志願者の数もおのづから多からざるを得ず。
主のつとめ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
かくてその黄昏たそがれにいたり、源教げんけうは常より心して仏に供養くやうし、そこらきよらになしきやうたり。
しかし大きな獲物の前には、すべてを忘れてこれを追跡する彼等の習性から推して、かかる場合、山へ登ることが無かったとは断言するを得ない。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
昔から魔所と伝えられた虎ヶ窟の前に、かかる浅ましい姿の者が四個よつまでもならんだのを見た人々は、そも如何いかに感じたであろう。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
かゝとき——かゝる間際まぎは兎角とかく大厄難だいやくなん誘起ひきおこすものであるなどゝ心付こゝろづものがあらう。
しかしてかゝる気運を喚起せしめたるもの種々あるべしといへども、トルストイ伯の出現こそ、露文学の為に万丈の光焔を放つものなれ。
トルストイ伯 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
案内者はかう云つて、仲に立つた者が此レールを請負つて、一間ばかりの橋一つにも五十圓の、枕木一本が幾圓のと、不當な儲をした事を話す。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
例の奇癖きへきかういふ場合ばあひにもあらはれ、若しや珍石ちんせきではあるまいかと、きかゝへてをかげて見ると
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
持主は又附加つけたして、この種牛の肉の売代うりしろを分けて、亡くなつた牧夫の追善に供へたいから、せめて其で仏の心を慰めて呉れといふことを話した。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
れが出来ればこのみちめに誠に有益な事で、私もおおいに喜びますが、果して出来るか出来ないか、私はただしずかにして見て居ます。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
父様ととさま御帰りになった時はこうしてる者ぞと教えし御辞誼おじぎ仕様しようく覚えて、起居たちい動作ふるまいのしとやかさ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
案内者はこう云って、仲に立った者が此レールを請負うけおって、一間ばかりの橋一つにも五十円の、枕木一本が幾円のと、不当なもうけをした事を話す。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
然るに近来は警察の方針が全く違つて来て、あゝ云ふ性質の者はどし/\圧迫して止まぬから、侠客は益〻窮境に居るが、自分はこんなに苦める結果は何様変形するかと危み思ふ。
侠客の種類 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
わたしは六十になるがこん立派りつぱたことはない。來年らいねんはこれよりもうつくしい初日はつひをがみたいものだ。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
こゝに於て、凡ての声、情及び心の響なる凡ての声の一致を見る、高きも低きも、濁れるもめるも。
万物の声と詩人 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
〔譯〕おのれうしなへばこゝに人をうしなふ。人を喪へば斯にものを喪ふ。
つねここおいてし、わざわいを造りはいをおこすも、つねここに於てす、其あくに懲り、以て善にはし
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
之を立つればここに立ち、之をみちびけば斯にしたがい、之をやすんずれば斯に来り、之を動かせば斯に和らぐ。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
泉原はそう思って、我ながらうして女のあとを追ってきた愚かしさをはがゆく思った。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
人間にんげんとくによる。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
平次は湯島への道を辿り乍ら、やうやく本氣になつたらしい調子で、かう八五郎に話して聽かせるのでした。
やうやく元柳橋の娘のところにゐるのを見付けて、首根つこをつまみあげて見ましたがね」
子游曰く、君につかえて(責)むればすなわ(則)ちはずかしめられ、朋友に(交わりて)むればすなわうとんぜらる。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
郷人の飲酒するとき、杖者じょうしゃ(老人)づればすなわち出づ。郷人のおにやらいするときは、朝服して阼階そかいに立つ。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
手短かに申せば、折々は自らあざむく快さを
ひましたが、はなんなになりました。
子賤しせんう。君子なるかな、かくのごときの人。魯に君子者無くんば、いずくんぞこれを取らんと。——公冶長篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
平次の決心はようやく定まつた樣子です。
マサニノ難ナカルベシ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
厳凝イツゴリと 神習カムナラヒゆくコノ吾魂ワガタマ。いよゝます/\ 厳凝してむ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)