トップ
>
斯
>
か
ふりがな文庫
“
斯
(
か
)” の例文
嗚呼、
斯
(
か
)
かる有様では、最早永久に早慶試合の復活は絶望と見るの他はあるまい。
嘆又嘆
(
たんまたゝん
)
!学生界の為に
此様
(
こん
)
な
不埒千万
(
ふらちせんばん
)
な事はない。
野球界奇怪事 早慶紛争回顧録
(新字旧仮名)
/
吉岡信敬
(著)
何かと遠慮いたされまする
斯
(
か
)
かる
申
(
もう
)
し
出
(
いで
)
ゆえ、ずいぶん躊躇もいたしましたけれども、いろいろとそちらの御様子などお聞きいたし
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
斯
(
か
)
くては天候の恢復する迄御出発を見合せるより外に方法はない。竹本さんや渡辺さんと相談して殿下に渡辺さんが其事を申上げる。
秩父宮殿下に侍して槍ヶ岳へ
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
「構はないとも、
狙
(
ねら
)
はれてるのは聟だらう。その聟が此處に居るんだもの、平次が
斯
(
か
)
う附いてゐるほど確かなことはないぢやないか」
銭形平次捕物控:100 ガラツ八祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかもそれは魂の冷やかさから来る感じでは決してないのだ。最も純粋な道徳の状態と言ふものは
斯
(
か
)
かる姿をしてゐるのではないか。
ジェイン・グレイ遺文
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
▼ もっと見る
それをもう一層芸術的に、もう一層大がかりに、実行することは出来ないのでありましょうか。人見廣介は
斯
(
か
)
く疑うのでありました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
斯
(
か
)
うなると、熊は大てい、自分の穴の中へ引つ込んで、飲まず、食はず、長いこと眠つて、来年の春が来るのを待つてゐるものです。
熊捕り競争
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
具体的論理たるかぎり、
爾
(
しか
)
いうことができる。しかし
斯
(
か
)
くいうのは、論理の根柢に神秘的直観的なものを考えるということではない。
絶対矛盾的自己同一
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
彼女常に曰く、偉大なる人物を見んがためには妾は、千里万里の路をも遠しとせずして行かん也と。意気の壮なる、実に
斯
(
か
)
くの如し。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
既
(
すで
)
に
斯
(
か
)
くの如しとせば、予等独自の眼光を以て万象を観んとする芸術の士の、梅花に好意を感ぜざるは
必
(
かならず
)
しも怪しむを要せざるべし。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
斯
(
か
)
くてはこの第一問は遂に知ることが出来ないこととなり、第二の問題の方に懸かろうかと思っていたが、これを知った佐々記者は
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
けれど
斯
(
か
)
ふ言ふのが
温泉場
(
をんせんば
)
へ
行
(
ゆ
)
く
人
(
ひと
)
、
海水浴場
(
かいすゐよくぢやう
)
へ
行
(
ゆ
)
く
人
(
ひと
)
乃至
(
ないし
)
名所見物
(
めいしよけんぶつ
)
にでも
出掛
(
でかけ
)
る
人
(
ひと
)
の
洒落
(
しやれ
)
た
口調
(
くてう
)
であるキザな
言葉
(
ことば
)
たるを
失
(
うしな
)
はない。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
一八一四年当時の囚人が
斯
(
か
)
くも珍妙な制服を着せられ、一週二回ずつ
髭
(
ひげ
)
を
剃
(
そ
)
っていたとは! すっかり書きかえねばならなくなった。
光と風と夢
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
『ナニ、そんな
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
つても
駄目
(
だめ
)
だ』と
猫
(
ねこ
)
が
云
(
い
)
ひました、『
自分達
(
じぶんたち
)
だつて
皆
(
みん
)
な
斯
(
か
)
うして
居
(
ゐ
)
たつて
狂人
(
きちがひ
)
なんだ。
私
(
わたし
)
も
狂人
(
きちがひ
)
。お
前
(
まへ
)
も
狂人
(
きちがひ
)
』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
大「暫くお待ちを……此の身の出世ばかりでなく、
斯
(
か
)
く申す大藏も
聊
(
いさゝ
)
かお屋敷へ対して功がござる、それゆえ
強
(
し
)
いて願いますわけで」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
斯
(
か
)
くと知るや、下からはおういおういと呼んだ。上からも答えた。中にも権次は岩の
出鼻
(
ではな
)
に
縋
(
すが
)
りつつ、谷に向って大きな声で叫んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
弱く
愚
(
おろか
)
なる人で無いことは
確
(
たしか
)
に信ずると篠田さんは言うてでしたよ、——姉さん篠田さんは貴嬢を
斯
(
か
)
くまで
篤
(
あつ
)
く信じて居なさいますよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「
何
(
ど
)
うも能く
分
(
わか
)
らんですが。一体
斯
(
か
)
うやつて、毎日毎日
描
(
か
)
いてゐるのに、
描
(
か
)
かれる
人
(
ひと
)
の
眼
(
め
)
の表情が
何時
(
いつ
)
も変らずにゐるものでせうか」
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
私には暗い/\日
許
(
ばか
)
り続いて居ます。もう幾日経つたのか忘れて了ひました。此処に
斯
(
か
)
うして居ると堪らなく世の中が恋しくなります。
獄中の女より男に
(新字旧仮名)
/
原田皐月
(著)
好し
左
(
さ
)
らば、人生は暗黒なる雲霧の中に埋却すべきものとせんか。何物とは知らず吾人の中に、
斯
(
か
)
くするを否むものあるに似たり。
各人心宮内の秘宮
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
斯
(
か
)
くの如きものが
所謂
(
いわゆる
)
世俗の義務論である。この義務論は独り恋愛ばかりでなくその他の人間の関係にも種々なる影響を及ぼしてゐる。
恋愛と道徳
(新字旧仮名)
/
エレン・ケイ
(著)
けれども、此の掠奪の行はれる、乱暴な方法を見れば、
斯
(
か
)
くの如き親密な合意と云ふのも例外的の事である事が十分に証拠だてられる。
嫁泥棒譚
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
「あゝ、細かいとこまでよく気がつくよ。ところでぼくは早く何か喰べたいんだが、どうも
斯
(
か
)
うどこまでも廊下ぢや仕方ないね。」
注文の多い料理店
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
写実はすべての天平仏の美の根源であって、その自然から汲み取ることの感謝とよろこびを
斯
(
か
)
くも正しく表現している時代は少い。
美の日本的源泉
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
今
(
いま
)
の
苦勞
(
くらう
)
を
戀
(
こひ
)
しがる
心
(
こゝろ
)
も
出
(
い
)
づべし、
斯
(
か
)
く
形
(
かたち
)
よく
生
(
うま
)
れたる
身
(
み
)
の
不幸
(
ふしやはせ
)
、
不相應
(
ふさうおう
)
の
縁
(
ゑん
)
につながれて
幾
(
いく
)
らの
苦勞
(
くらう
)
をさする
事
(
こと
)
と
哀
(
あは
)
れさの
増
(
まさ
)
れども
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
然
(
しか
)
し
今更
(
いまさら
)
、
何
(
なん
)
とか
斯
(
か
)
とか
長文句
(
ながもんく
)
の
手紙
(
てがみ
)
も
書
(
か
)
けないものだから、『
承諾
(
しようだく
)
、
直
(
す
)
ぐ
來
(
こ
)
い』と
書
(
か
)
いた
電報
(
でんぱう
)
の
樣
(
やう
)
な
葉書
(
はがき
)
を
出
(
だ
)
したんだ、さうだ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
その後とて引つゞき一つ所に働き居り候はば
斯
(
か
)
くまで不如意にも陥らざりしものを、……(中略)当今は渡米以来一等の貧乏に候。
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
かつて同じ千葉県下に起つた事実で
斯
(
か
)
ういふのがあつた。将門ほど強い男でも何でも無いが、可なりの
田邑
(
でんいふ
)
を有してゐる
片孤
(
へんこ
)
があつた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
即ち、かの政治社会は
潔清
(
けっせい
)
無垢
(
むく
)
にして、一点の
汚痕
(
おこん
)
を
留
(
とど
)
めざるものというべし。
斯
(
か
)
くありてこそ一国の政治社会とも名づくべけれ。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
斯
(
か
)
くて三十四歳の時は、押しも押されもせぬ
一廉
(
ひとかど
)
の禅師になり、亡師のあとを継いで松蔭寺の住職となり、まだ破れ寺ではあるが
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
なんと、
飴屋
(
あめや
)
さんの
上手
(
じやうず
)
に
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
くこと。
飴屋
(
あめや
)
さんは
棒
(
ぼう
)
の
先
(
さき
)
に
卷
(
ま
)
きつけた
飴
(
あめ
)
を
父
(
とう
)
さんにも
賣
(
う
)
つて
呉
(
く
)
れまして、それから
斯
(
か
)
う
言
(
い
)
ひました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ぢゃによって、お
恕
(
ゆる
)
しなされ、
斯
(
か
)
う
速
(
はや
)
う
靡
(
なび
)
いたをば
浮氣
(
うはき
)
ゆゑと
思
(
おも
)
うて
下
(
くだ
)
さるな、
夜
(
よる
)
の
暗
(
やみ
)
に
油斷
(
ゆだん
)
して、つい
下心
(
したごゝろ
)
を
知
(
し
)
られたゝめぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さうしては
又
(
また
)
其
(
そ
)
の
疎
(
まば
)
らな
垣根
(
かきね
)
は
長
(
なが
)
い
短
(
みじか
)
いによつて
遠
(
とほ
)
くの
林
(
はやし
)
の
梢
(
こずゑ
)
や
冴
(
さ
)
えた
山々
(
やま/\
)
の
頂
(
いたゞき
)
を
撫
(
な
)
でゝ
居
(
ゐ
)
る。
爽
(
さわや
)
かな
秋
(
あき
)
は
斯
(
か
)
くしてからりと
展開
(
てんかい
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
蘭を採つたり、つくばねの実を採つたり、山毛欅茸を採つたり、路草くふことも多かりしかば、
斯
(
か
)
く五時間も長くかゝりたる也。
秋の筑波山
(新字新仮名)
/
大町桂月
(著)
私
(
わたし
)
が
児心
(
こどもごゝろ
)
にも、アレ
先生
(
せんせい
)
が
嫌
(
いや
)
な
顔
(
かほ
)
をしたなト
斯
(
か
)
う
思
(
おも
)
つて
取
(
と
)
つたのは、まだモ
少
(
すこ
)
し
種々
(
いろん
)
なことをいひあつてからそれから
後
(
あと
)
の
事
(
こと
)
で。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
手持
(
てもち
)
の
品物
(
しなもの
)
ならば
成
(
なる
)
たけ
早
(
はや
)
く
之
(
これ
)
を
捌
(
さば
)
かう、
又
(
また
)
手持
(
てもち
)
の
品物
(
しなもの
)
を
成
(
なる
)
たけ
少
(
すくな
)
くしよう、
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
ふことは
當然
(
たうぜん
)
の
結果
(
けつくわ
)
と
云
(
い
)
はなくてはならぬ。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
恐
(
おそろ
)
しい都、悲しい都、早熟な人間の居る南洋の何やら
島
(
じま
)
の子も五つ六つで
斯
(
か
)
うなのであらうかと、私は青ざめて立つて居ました。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
余は又目科が
斯
(
か
)
く詮
鑿
(
さく
)
する間に室中を
其方此方
(
そちこち
)
と見廻して先に判事の書記が寄りたる
卓子
(
てえぶる
)
の下にて見し彼のコロップの栓を拾い上げたり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
また女が出て來て、
斯
(
か
)
う言つて
勸
(
すゝ
)
めたけれど、二人とも此の
室
(
へや
)
を動きたくはなかつた。女が去つてから、小池は
莞爾々々
(
にこ/\
)
として
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
本國
(
ほんごく
)
日本
(
につぽん
)
を
立去
(
たちさ
)
つた
人
(
ひと
)
、
其人
(
そのひと
)
に
今
(
いま
)
や
斯
(
か
)
かる
孤島
(
はなれじま
)
の
上
(
うへ
)
にて
會合
(
くわいごう
)
するとは、
意外
(
いぐわい
)
も、
意外
(
いぐわい
)
も、
私
(
わたくし
)
は
暫時
(
しばし
)
五里霧中
(
ごりむちう
)
に
彷徨
(
はうくわう
)
したのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
斯
(
か
)
くして事件勃発以後に於ける二人の博士の最初の会見は、この大欠伸によって皮切られたのでありますが、続いて始まる二人の会話が
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
彼女は恐らく僕のみにそうするのではあるまい。
斯
(
か
)
かる不親切な車掌は大に
膺懲
(
ようちょう
)
せざるべからずと、例に依って公憤を発した。
青バスの女
(新字新仮名)
/
辰野九紫
(著)
と、彼は軽く
咳
(
せ
)
き入つた、フラ/\となつた、しまつた!
斯
(
か
)
う思つた時には、もうそれが彼の
咽喉
(
のど
)
まで押し寄せてゐた——。
哀しき父
(新字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
夫人の
斯
(
か
)
うして居られるのは自身の姿が不朽の芸術品として
良人
(
をつと
)
に作られた
其
(
その
)
喜びを
何時
(
いつ
)
迄も
現
(
あら
)
はして居られる様にも思はれるのであつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
送る
體
(
さま
)
側眼
(
わきめ
)
で見てさへ
不便
(
ふびん
)
成
(
なる
)
に子の
可愛
(
かあい
)
さの一筋に小半年
程
(
ほど
)
過
(
すご
)
せしが妻のお久が病中より更に家業も成ぬ上
死後
(
しご
)
の
物入
(
ものいり
)
何や
斯
(
か
)
やに家財雜具を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
斯
(
か
)
うして
殆
(
ほとん
)
ど
毎日
(
まいにち
)
の
如
(
ごと
)
く
掘
(
ほ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
間
(
うち
)
に、
萱原
(
かやはら
)
を三
間
(
げん
)
幅
(
はゞ
)
で十
間
(
けん
)
ばかり、
南
(
みなみ
)
から
北
(
きた
)
まで
掘進
(
ほりすゝ
)
んで、
畑
(
はた
)
の
方
(
はう
)
まで
突拔
(
つきぬ
)
けて
了
(
しま
)
つた。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
私は
斯
(
か
)
くのごとき渺漠とした満洲の風光を愛して
措
(
お
)
かないが、そのうち満洲帝国が興つたので、二たび満洲の雷鳴を聞きたいとおもつてゐる。
雷談義
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
俗界
(
ぞくかい
)
に
於
(
お
)
ける
小説
(
せうせつ
)
の
勢力
(
せいりよく
)
斯
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
く
大
(
だい
)
なれば
随
(
したがつ
)
て
小説家
(
せうせつか
)
即
(
すなは
)
ち
今
(
いま
)
の
所謂
(
いはゆる
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
のチヤホヤせらるゝは
人気
(
じんき
)
役者
(
やくしや
)
も
物
(
もの
)
の
数
(
かづ
)
ならず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
機関手は直に機関車を
停
(
と
)
めたるに飛込み遅れたる同行の青年は
斯
(
か
)
くと見るや直に同校の土堤に
凭
(
よ
)
り
蒐
(
かか
)
り
様
(
ざま
)
短刀にて咽喉部を突きて打倒れたり。
芳川鎌子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
返忠
(
かへりちゆう
)
の者といはれん事口惜しく候、又申さぬ時は、重恩を
蒙
(
かうむ
)
り候主君へ弓を引くべし、此旨を存じ、我名を隠して
斯
(
か
)
くの如し
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
“斯”を含む語句
斯様
僂麻質斯
斯々
如斯
螽斯
波斯
莫斯科
斯樣
斯道
窒扶斯
腸窒扶斯
瓦斯
瓦斯灯
斯般
瓦斯暖炉
俄羅斯
斯如
水素瓦斯
瓦斯燈
毒瓦斯
...