“汚痕”の読み方と例文
読み方割合
おこん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち、かの政治社会は潔清けっせい無垢むくにして、一点の汚痕おこんとどめざるものというべし。くありてこそ一国の政治社会とも名づくべけれ。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
談笑洒落しゃらく・進退自由にして縦横はばかる所なきが如くなれども、その間に一点の汚痕おこんとどめず、余裕綽々然しゃくしゃくぜんとして人の情を痛ましむることなし。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)