“汚染”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しみ95.7%
よごれ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我等は彼等が清く輕くなりて諸〻の星の輪にいたるをえんため、よく彼等を助けて、そのこゝよりもたらせし汚染しみを洗はしむべし 三四—三六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ゆうべおそく泥酔して帰った息子の官服を膝にくりひろげて、泥を払い、ほころびをい、またふと、血らしい汚染しみに老いの目をしばだたいて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから、そのあとで丁寧ていねいに手を洗ったのであったが、それとても平生よりイクラカ念入りに洗った位の事で、左右のてのひらには何の汚染よごれも残っていなかったように思う。
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)