“汚濁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おじょく44.4%
おだく33.3%
けがれ11.1%
をぢよく11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめて久我と逢ってからまだ四月にも足らないのに、ひとりはもう空へかえり、ひとりは汚濁おじょく雑爼ざっそのなかへのこされた。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
世を汚濁おだくする年来の罪府の元兇を、きょうこそは、逮捕すると洩らしてここの門を出た彼。その元兇とは、いったい何者なのか、どこにいるのか。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『爾、思ひあがれる芸術家よ。先づその矜持ほこりを捨てよ。次に、その中に淀める汚濁けがれを浄めよ、次に、小さなる皮肉と小さなる観察とを捨てよ。しかして、野にある羊かひの如く賤しかれ』
J. K. Huys Mans の小説 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
交際よ、汝陰鬱なる汚濁をぢよくの許容よ
山羊の歌 (新字旧仮名) / 中原中也(著)