柳宗悦
1889.03.21 〜 1961.05.03
“柳宗悦”に特徴的な語句
叛
大名物
慠
酵
団扇
塵
悖
慕
相
真鍮
容
謂
完
嘲
伴侶
厭
器
囁
有
誤謬
拭
適
活々
自
夥
悉
蔑
溢
稀有
歪
因
炉
讃
哉
鬻
廃
上手物
下手物
捧
削
鹿沼
素地
永
判
箕
濫造
顛倒
咎
楮
証
著者としての作品一覧
赤絵鉢(新字旧仮名)
読書目安時間:約9分
上野の美術倶楽部で、又々山中商会による大展観があつた。昭和八年のことである。どんな骨董商も之ほどの大きな企ては敢てしない。今度の主なものは焼物であつた。玉石入り乱れてはゐるが、幾つ …
読書目安時間:約9分
上野の美術倶楽部で、又々山中商会による大展観があつた。昭和八年のことである。どんな骨董商も之ほどの大きな企ては敢てしない。今度の主なものは焼物であつた。玉石入り乱れてはゐるが、幾つ …
改めて民藝について(新字新仮名)
読書目安時間:約9分
民藝という言葉は、仮に設けた言葉に過ぎない。お互に言葉の魔力に囚われてはならぬ。特に民藝協会の同人は、この言葉に躓いては相すまぬ。この言葉によって一派を興した事にはなるが、これに縛 …
読書目安時間:約9分
民藝という言葉は、仮に設けた言葉に過ぎない。お互に言葉の魔力に囚われてはならぬ。特に民藝協会の同人は、この言葉に躓いては相すまぬ。この言葉によって一派を興した事にはなるが、これに縛 …
雲石紀行(新字新仮名)
読書目安時間:約15分
四年ほど前津和野を訪ねたことがある。なまこ塀の武士屋敷が両側にならんでいる。古格をこれだけよく保った町も珍しい。私はまた美しいこの通りを見たいと思った。だが山間の孤立したこんな町が …
読書目安時間:約15分
四年ほど前津和野を訪ねたことがある。なまこ塀の武士屋敷が両側にならんでいる。古格をこれだけよく保った町も珍しい。私はまた美しいこの通りを見たいと思った。だが山間の孤立したこんな町が …
沖縄の思い出(新字新仮名)
読書目安時間:約16分
尚昌侯は私の同級生でした。幾度かの機会に沖縄の品々を見ていたく心を打たれた私は、ついにその研究を志すに至り、侯爵にこの相談をしたことがあります。あらゆる便宜を計るからとの答です、私 …
読書目安時間:約16分
尚昌侯は私の同級生でした。幾度かの機会に沖縄の品々を見ていたく心を打たれた私は、ついにその研究を志すに至り、侯爵にこの相談をしたことがあります。あらゆる便宜を計るからとの答です、私 …
思い出す職人(新字新仮名)
読書目安時間:約9分
森数樹兄と一緒であった。昭和九年九月一日、奥羽地方民藝調査の折、秋田を訪うた。だがこの古い町に期待したほどの品物はなかった。黄八丈はあるが、本場のにはどうしても劣る。角館でも作るが …
読書目安時間:約9分
森数樹兄と一緒であった。昭和九年九月一日、奥羽地方民藝調査の折、秋田を訪うた。だがこの古い町に期待したほどの品物はなかった。黄八丈はあるが、本場のにはどうしても劣る。角館でも作るが …
小鹿田窯への懸念(新字新仮名)
読書目安時間:約4分
誰にも読めぬ大分県日田の皿山たる小鹿田(おんだ)の地名が、今では多くの方々の口に上るまでに至った。つい三十年前には山間に深く隠れて、車も通わぬ無名のこの窯場が、今や内地のみではなく …
読書目安時間:約4分
誰にも読めぬ大分県日田の皿山たる小鹿田(おんだ)の地名が、今では多くの方々の口に上るまでに至った。つい三十年前には山間に深く隠れて、車も通わぬ無名のこの窯場が、今や内地のみではなく …
樺細工の道(新字新仮名)
読書目安時間:約15分
幸いにも日本の各地には、日本固有の藝能が幾多残る。だがこの名誉を負うのは、もはや中央の都会ではない。日本の固有性はいつにかかって地方にある。そのためそれらのものをある人は、取り残さ …
読書目安時間:約15分
幸いにも日本の各地には、日本固有の藝能が幾多残る。だがこの名誉を負うのは、もはや中央の都会ではない。日本の固有性はいつにかかって地方にある。そのためそれらのものをある人は、取り残さ …
北九州の窯(新字新仮名)
読書目安時間:約13分
もし日本の各地に散らばる窯を、地図に赤く印し附けたら、それは山を飾るつつじの如く日本を美しく彩るであろう。その区域の普遍と種類の多様とにおいて比敵する国はおそらくないかもしれぬ。日 …
読書目安時間:約13分
もし日本の各地に散らばる窯を、地図に赤く印し附けたら、それは山を飾るつつじの如く日本を美しく彩るであろう。その区域の普遍と種類の多様とにおいて比敵する国はおそらくないかもしれぬ。日 …
京都の朝市(新字新仮名)
読書目安時間:約12分
私は大正の終りから昭和の八年まで足掛九年も京都に住んだが、今から想うと、もっとよくこの旧都やその周辺の文化の跡を見ておくべきであった。由緒のある社寺はもとよりだが、近辺の聚落やその …
読書目安時間:約12分
私は大正の終りから昭和の八年まで足掛九年も京都に住んだが、今から想うと、もっとよくこの旧都やその周辺の文化の跡を見ておくべきであった。由緒のある社寺はもとよりだが、近辺の聚落やその …
現在の日本民窯(新字新仮名)
読書目安時間:約15分
私たちはこれから九州の南端を発して北へと上り、四国を一瞥し、山陽山陰を廻り、中部の諸国を経て、北国に進み、転々と現在の民窯を訪ねようとするのである。もとより訪ね得ないもの、知り得な …
読書目安時間:約15分
私たちはこれから九州の南端を発して北へと上り、四国を一瞥し、山陽山陰を廻り、中部の諸国を経て、北国に進み、転々と現在の民窯を訪ねようとするのである。もとより訪ね得ないもの、知り得な …
工芸の道(新字新仮名)
読書目安時間:約5時間31分
この一冊は、私がかつて工藝の性質について書いた最初のまとまった論文である。もう二十七年も前に書いたものであるから、今からすれば訂正すべき個所もないではないが、しかし本質的な点では、 …
読書目安時間:約5時間31分
この一冊は、私がかつて工藝の性質について書いた最初のまとまった論文である。もう二十七年も前に書いたものであるから、今からすれば訂正すべき個所もないではないが、しかし本質的な点では、 …
雑器の美(新字旧仮名)
読書目安時間:約20分
無学ではあり貧しくはあるけれども、彼は篤信な平信徒だ。なぜ信じ、何を信ずるかをさへ、充分に言ひ現せない。併しその素朴な言葉の中に、驚くべき彼の体験が閃いてゐる。手には之とて持物はな …
読書目安時間:約20分
無学ではあり貧しくはあるけれども、彼は篤信な平信徒だ。なぜ信じ、何を信ずるかをさへ、充分に言ひ現せない。併しその素朴な言葉の中に、驚くべき彼の体験が閃いてゐる。手には之とて持物はな …
全羅紀行(新字新仮名)
読書目安時間:約35分
昨年の旅はまた今年の旅を誘った。朝鮮を訪う人は多いが、私たちのような目的で足を運ぶ者は始めてかもしれぬ。古い物を求める人はあっても、新しい物を捜す者は絶えてなかった。だが古い習慣を …
読書目安時間:約35分
昨年の旅はまた今年の旅を誘った。朝鮮を訪う人は多いが、私たちのような目的で足を運ぶ者は始めてかもしれぬ。古い物を求める人はあっても、新しい物を捜す者は絶えてなかった。だが古い習慣を …
台湾の民芸について(新字新仮名)
読書目安時間:約20分
とにかくえらい力だね。仮りにこんな家にわれわれに住めといわれても、とても住めないね。これを住みこなすのは大変な力だ。生活の中にこれだけの夢を現わすことはたいしたものだ。 (特にその …
読書目安時間:約20分
とにかくえらい力だね。仮りにこんな家にわれわれに住めといわれても、とても住めないね。これを住みこなすのは大変な力だ。生活の中にこれだけの夢を現わすことはたいしたものだ。 (特にその …
多々良の雑器(新字新仮名)
読書目安時間:約11分
多々良(たたろう)のことを私が初めて耳にしたのは、昭和二十年頃、黒牟田の窯を訪ねた時、その村の円楽寺で一個の植木鉢を見たその時でした。それは張付紋の品で大変心を惹いたので、黒牟田の …
読書目安時間:約11分
多々良(たたろう)のことを私が初めて耳にしたのは、昭和二十年頃、黒牟田の窯を訪ねた時、その村の円楽寺で一個の植木鉢を見たその時でした。それは張付紋の品で大変心を惹いたので、黒牟田の …
地方の民芸(新字新仮名)
読書目安時間:約9分
多少の知識は整ってはいたが、実際何が出て来るかは知る由がなかった。私たちは日本の各地に生い育った民藝品を索めて長い旅を続けた。北は津軽から南は薩州にまで及んだ。もとより古い作物の探 …
読書目安時間:約9分
多少の知識は整ってはいたが、実際何が出て来るかは知る由がなかった。私たちは日本の各地に生い育った民藝品を索めて長い旅を続けた。北は津軽から南は薩州にまで及んだ。もとより古い作物の探 …
茶の改革(新字新仮名)
読書目安時間:約7分
私は今までの「茶」に、どうもあき足りぬ。宗匠と言われる人々の「茶」でも、その眼力や識見や精神に何か便りなさを感じる。著しい弊害をも是正しようとはしないし、用いる器物でさえ、玉石の見 …
読書目安時間:約7分
私は今までの「茶」に、どうもあき足りぬ。宗匠と言われる人々の「茶」でも、その眼力や識見や精神に何か便りなさを感じる。著しい弊害をも是正しようとはしないし、用いる器物でさえ、玉石の見 …
朝鮮の友に贈る書(新字新仮名)
読書目安時間:約32分
私の知れる、または見知らぬ多くの朝鮮の友に、心からのこの書翰を贈る。情の日本は今かくするようにと私に命じている。私は進み出て、もだし難いこの心を貴方がたに話し掛けよう。これらの言葉 …
読書目安時間:約32分
私の知れる、または見知らぬ多くの朝鮮の友に、心からのこの書翰を贈る。情の日本は今かくするようにと私に命じている。私は進み出て、もだし難いこの心を貴方がたに話し掛けよう。これらの言葉 …
手仕事の日本(新字新仮名)
読書目安時間:約3時間54分
この一冊は戦時中に書かれました。記してある内容は大体昭和十五年前後の日本の手仕事の現状を述べたものであります。戦争はおそらく多くの崩壊を手仕事の上に齎らしたと思います。それ故私がこ …
読書目安時間:約3時間54分
この一冊は戦時中に書かれました。記してある内容は大体昭和十五年前後の日本の手仕事の現状を述べたものであります。戦争はおそらく多くの崩壊を手仕事の上に齎らしたと思います。それ故私がこ …
苗代川の黒物(新字新仮名)
読書目安時間:約11分
何の因縁によるのか、ここでも上手の白物と下手の黒物とが対峙する。対峙するというより、むしろ白物のみが存在するという方がいいかもしれぬ。黒物の方は振り向く者がない。薩摩焼といえば、今 …
読書目安時間:約11分
何の因縁によるのか、ここでも上手の白物と下手の黒物とが対峙する。対峙するというより、むしろ白物のみが存在するという方がいいかもしれぬ。黒物の方は振り向く者がない。薩摩焼といえば、今 …
二笑亭綺譚:02 跋(新字新仮名)
読書目安時間:約5分
■ 式場君には色々の著書がある。其の中で一番式場君の本分がよく現れているのは、此の一書であると思う。他の著作に比して寧ろ短い一篇ではあるが、始めから終りまで材料がよくこなされていて …
読書目安時間:約5分
■ 式場君には色々の著書がある。其の中で一番式場君の本分がよく現れているのは、此の一書であると思う。他の著作に比して寧ろ短い一篇ではあるが、始めから終りまで材料がよくこなされていて …
日本民芸館について(新字新仮名)
読書目安時間:約15分
私はよくこういうことを想像します。もし民藝館のような仕事を誰か他人が何処かで企てているとしたら、どんなに私は感心するであろうかと。そうして誰にも劣らず讃辞を惜しまないであろうと。そ …
読書目安時間:約15分
私はよくこういうことを想像します。もし民藝館のような仕事を誰か他人が何処かで企てているとしたら、どんなに私は感心するであろうかと。そうして誰にも劣らず讃辞を惜しまないであろうと。そ …
日田の皿山(新字新仮名)
読書目安時間:約9分
筑紫の平野を車は東にと走る。見渡す限り金色に光る菜の花の敷物である。あの黄色を好んだ画家ホッホが見たら狂喜したであろう。不思議にも美しい自然は絵画を通して私たちの眼に入る。田主丸や …
読書目安時間:約9分
筑紫の平野を車は東にと走る。見渡す限り金色に光る菜の花の敷物である。あの黄色を好んだ画家ホッホが見たら狂喜したであろう。不思議にも美しい自然は絵画を通して私たちの眼に入る。田主丸や …
美の国と民芸(新字新仮名)
読書目安時間:約12分
ちょうど科学者が少しでもこの世を真理に近づけたいと仕事に勤むように、私は生きている間に少しでもこの世を美しくしてゆきたいと念じている者です。宗教家の身になれば、どうかして神の国をこ …
読書目安時間:約12分
ちょうど科学者が少しでもこの世を真理に近づけたいと仕事に勤むように、私は生きている間に少しでもこの世を美しくしてゆきたいと念じている者です。宗教家の身になれば、どうかして神の国をこ …
北支の民芸(放送講演)(新字新仮名)
読書目安時間:約10分
「北支の民藝」というのが私に与えられた課題であります。民藝という言葉は最近広く用いらるるに至りましたが、時としては非常に誤った意味にとられていますので、最初にこの言葉の正しい意味を …
読書目安時間:約10分
「北支の民藝」というのが私に与えられた課題であります。民藝という言葉は最近広く用いらるるに至りましたが、時としては非常に誤った意味にとられていますので、最初にこの言葉の正しい意味を …
益子の絵土瓶(新字新仮名)
読書目安時間:約28分
栃木県益子の窯場で長らく土瓶の絵附をしていた皆川マスというお婆さんのことは、既に多くの方々も知ってお出での事と思います。その山水絵や枝梅の土瓶は、焼物に眼を注ぐほどの人なら、おそら …
読書目安時間:約28分
栃木県益子の窯場で長らく土瓶の絵附をしていた皆川マスというお婆さんのことは、既に多くの方々も知ってお出での事と思います。その山水絵や枝梅の土瓶は、焼物に眼を注ぐほどの人なら、おそら …
蓑のこと(新字新仮名)
読書目安時間:約16分
『和訓栞』に依れば蓑の語源は「身荷の義なるべし」とある。身に担うの意に基いたのか。この外に異説の文献は見当らぬ。蓑を「簔」とも書くが正しくない。『和漢三才図会』は一説を立て、元来は …
読書目安時間:約16分
『和訓栞』に依れば蓑の語源は「身荷の義なるべし」とある。身に担うの意に基いたのか。この外に異説の文献は見当らぬ。蓑を「簔」とも書くが正しくない。『和漢三才図会』は一説を立て、元来は …
民芸とは何か(新字新仮名)
読書目安時間:約1時間4分
工藝の諸問題のうちで、過去に対しても将来に向っても、一番意味深い対象となるのは民藝の問題なのです。美の問題からしても経済の問題からしても、これ以上に根本的な工藝問題はないのです。何 …
読書目安時間:約1時間4分
工藝の諸問題のうちで、過去に対しても将来に向っても、一番意味深い対象となるのは民藝の問題なのです。美の問題からしても経済の問題からしても、これ以上に根本的な工藝問題はないのです。何 …
民芸の性質(新字新仮名)
読書目安時間:約16分
吾々は皆個人主義時代に生れた子供達です。個人の意識が擡頭してから歴史はすでに数世紀を経ました。藝術の領域では文藝復興期に始まり、哲学ではデカルトに起ったと云われます。中世時代の「神 …
読書目安時間:約16分
吾々は皆個人主義時代に生れた子供達です。個人の意識が擡頭してから歴史はすでに数世紀を経ました。藝術の領域では文藝復興期に始まり、哲学ではデカルトに起ったと云われます。中世時代の「神 …
民芸四十年(新字新仮名)
読書目安時間:約5時間32分
私の知れる、または見知らぬ多くの朝鮮の友に、心からのこの書翰を贈る。情の日本は今かくするようにと私に命じている。私は進み出て、もだし難いこの心を貴方がたに話し掛けよう。これらの言葉 …
読書目安時間:約5時間32分
私の知れる、または見知らぬ多くの朝鮮の友に、心からのこの書翰を贈る。情の日本は今かくするようにと私に命じている。私は進み出て、もだし難いこの心を貴方がたに話し掛けよう。これらの言葉 …
野州の石屋根(新字新仮名)
読書目安時間:約14分
浜田が益子にいるので、年々幾度か東京との間を往復し、栃木県には親しみが出来た。それに一時は半井知事がおられたので、県下を旅する機会が更にふえた。 宇都宮から益子に、また鹿沼や日光に …
読書目安時間:約14分
浜田が益子にいるので、年々幾度か東京との間を往復し、栃木県には親しみが出来た。それに一時は半井知事がおられたので、県下を旅する機会が更にふえた。 宇都宮から益子に、また鹿沼や日光に …
四十年の回想:『民藝四十年』を読んで(新字新仮名)
読書目安時間:約24分
『民藝四十年』というのは私の著書なので、自分の本を読んでその感想なり、当時の事情なりを書くのはおかしな事だとも思える。病床生活でもしていなければ、こんな閑文を想い立つ機縁はなかった …
読書目安時間:約24分
『民藝四十年』というのは私の著書なので、自分の本を読んでその感想なり、当時の事情なりを書くのはおかしな事だとも思える。病床生活でもしていなければ、こんな閑文を想い立つ機縁はなかった …
陸中雑記(新字新仮名)
読書目安時間:約19分
所は陸中の国である。盛岡から西へ六、七里も行くであろうか。雫石と呼ぶ村に入る。そこから更に進むと間もなく御明神の村に達する。余り訪う人もない所であるが、一度訪うた者には忘れ難い土地 …
読書目安時間:約19分
所は陸中の国である。盛岡から西へ六、七里も行くであろうか。雫石と呼ぶ村に入る。そこから更に進むと間もなく御明神の村に達する。余り訪う人もない所であるが、一度訪うた者には忘れ難い土地 …
和紙十年(新字旧仮名)
読書目安時間:約21分
之は思出の記である。物語はこの本に差挟んだ幾つかの和紙に関してである。選んだものは何も諸国の紙々に行き渡つてゐるのではない。又之で昔の紙の歴史を語らうとするのでもない。たまたまゆか …
読書目安時間:約21分
之は思出の記である。物語はこの本に差挟んだ幾つかの和紙に関してである。選んだものは何も諸国の紙々に行き渡つてゐるのではない。又之で昔の紙の歴史を語らうとするのでもない。たまたまゆか …
和紙の教へ(新字旧仮名)
読書目安時間:約6分
「紙漉重宝記」の絵語りの終りに、忘れ難い一図が差し入れてある。一枚の紙が風にひら/\と遙かに飛んで行くのを、人が追ひかけて拾はうとする図である。貴い紙を一枚でもおろそかにしてはすま …
読書目安時間:約6分
「紙漉重宝記」の絵語りの終りに、忘れ難い一図が差し入れてある。一枚の紙が風にひら/\と遙かに飛んで行くのを、人が追ひかけて拾はうとする図である。貴い紙を一枚でもおろそかにしてはすま …
和紙の美(新字旧仮名)
読書目安時間:約7分
想へば単純な材料に過ぎない。それなのに眺めてゐて惹きつけられる。手漉きの和紙はいつだとて魅力に満ちる。私はそれを見つめ、それに手を触れ、言ひ難い満足を覚える。美しければ美しいほど、 …
読書目安時間:約7分
想へば単純な材料に過ぎない。それなのに眺めてゐて惹きつけられる。手漉きの和紙はいつだとて魅力に満ちる。私はそれを見つめ、それに手を触れ、言ひ難い満足を覚える。美しければ美しいほど、 …
“柳宗悦”について
柳 宗悦(やなぎ むねよし、1889年(明治22年)3月21日 - 1961年(昭和36年)5月3日)は、民藝運動の主唱者である、日本の美術評論家、宗教哲学者、思想家。名前はしばしば「そうえつ」と読まれ、欧文においても「Soetsu」と表記される。
宗教哲学、近代美術に関心を寄せ白樺派にも参加。芸術を哲学的に探求、日用品に美と職人の手仕事の価値を見出す民藝運動も始めた。著名な著書に『手仕事の日本』、『民藝四十年』などがある。
(出典:Wikipedia)
宗教哲学、近代美術に関心を寄せ白樺派にも参加。芸術を哲学的に探求、日用品に美と職人の手仕事の価値を見出す民藝運動も始めた。著名な著書に『手仕事の日本』、『民藝四十年』などがある。
(出典:Wikipedia)
“柳宗悦”と年代が近い著者
きょうが誕生日(2月14日)
今月で生誕X十年
今月で没後X十年
今年で生誕X百年
箕作秋坪(生誕200年)