“叛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そむ95.7%
そむく1.4%
はん1.4%
ソム1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両家とも欺波しば家の家老である。応仁の乱の時、斯波家も両方に分れたとき、朝倉は宗家の義廉にそむいた治郎大輔たいふ義敏にくっついた。
姉川合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
諫を聴ずして怒らば先づ暫く止めて、後に夫の心和ぎたる時又諫べし。必ず気色をあらくし声をいらゝげて夫に逆いそむくことなかれ。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
魏延、はんを現わし、その逆を伐つ日まではこれを開いて秘力を散ずるなかれ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さて此御時みちのく越後の蝦夷エミシらがソムきぬれば、うての使を遣さる、その御軍みいくさの手ならしを京にてあるに、鼓吹のこゑ鞆の音など(弓弦のともにあたりて鳴音也)かしかましきを聞し召て
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)