“御謀叛”の読み方と例文
読み方割合
ごむほん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そも四九保元ほうげん御謀叛ごむほん五〇あめかみの教へ給ふことわりにもたがはじとておぼし立たせ給ふか。又みづからの人慾にんよくより計策たばかり給ふか。つばららせ給へとまうす。
東湖は、土佐の豪傑殿様山内容堂とは非常に親密で、常に置酒高会ちしゆかうくわいして、盛んに時勢を語り明したが、或る時、「水戸は親藩でダメだが、山内侯一つ幕府に対して御謀叛ごむほんなさつては如何でござる。」
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
一体いったい保元ほうげん御謀叛ごむほんは、天照大神の御神勅の趣旨にたがうまいと思って、お思いたちになられたのですか。それとも御自身の私欲から御計画なされたのですか。