“計策”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はかりごと25.0%
たばかり12.5%
たくみ12.5%
けいさく12.5%
たばか12.5%
はかり12.5%
ケイサク12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げにや悪に強きものは、また善にも強しといふ。なんじ今前非を悔いて、吾がために討入りの、計策はかりごとを教ふることまめなり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
あるひは一一二がつ椎柴しひしばをおほひて雨露をしのぎ、つひとらはれて此の嶋にはぶられしまで、皆義朝よしともかだましき計策たばかりくるしめられしなり。
お秋の方のお腹の菊之助様をお世嗣よとりに仕ようと申す計策たくみではないかと存ずる、其の際此の密書ふみを中ば引裂ひっさいて逃げましたところの松蔭大藏の下人げにん有助と申す者が
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
計策けいさくにあたったぞ!」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そも四九保元ほうげん御謀叛ごむほん五〇あめかみの教へ給ふことわりにもたがはじとておぼし立たせ給ふか。又みづからの人慾にんよくより計策たばかり給ふか。つばららせ給へとまうす。
晋文匡扶しんぶんきょうふの才なきを笑い、趙高王莽ちょうこうおうもう計策はかりなきをあざけって時々、自らの才を誇る風はあるが、兵法は呉子孫子をそらんじ、学識は孔孟の遠き弟子をもって任じ、話せば話すほど
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今歳コンサイ計策ケイサクソレ如何イカニ
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)