“けいさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケイサク
語句割合
繋索28.6%
経策28.6%
警策28.6%
計策14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天蓋は、堅牢けんろうである。本艇を繋留塔けいりゅうとうにむすびつけている繋索けいさくは、ものすごく丈夫である。いったい出航用意をしてどうするというのだ。テッド隊長は、気がちがったのではなかろうか。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
冒頭からしまいまで、すべてみなこれ主君秀吉の身にかかわることか、将来の経営について、憂いを述べ、善処ぜんしょを託し、また日頃から脳裡にある経策けいさくをつまびらかに書き遺しているのだった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其死が夫人おくさん、あなたをはじめとして全世界に彼様あん警策けいさくを与えることが出来たでしょう乎。あの最後さいご臨終りんじゅうあるが為に、先生等身の著作、多年の言説に画竜がりゅうせいてんじたのではありますまい乎。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
計策けいさくにあたったぞ!」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)