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善処
ふりがな文庫
“善処”の読み方と例文
旧字:
善處
読み方
割合
ぜんしょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんしょ
(逆引き)
冒頭からしまいまで、すべてみなこれ主君秀吉の身にかかわることか、将来の経営について、憂いを述べ、
善処
(
ぜんしょ
)
を託し、また日頃から脳裡にある
経策
(
けいさく
)
をつまびらかに書き遺しているのだった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もし
一髪
(
いっぱつ
)
の私情にでも引かれたら彼の一門も明智と同じものになったろう。まさに
累卵
(
るいらん
)
をささえたのである。しかし、外に
善処
(
ぜんしょ
)
し、内にはその危機を脱するまでの苦心は言葉に絶えたものがある。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
善処(ぜんしょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“善処”の意味
《名詞》
善処(ぜんしょ)
何かを上手く処理すること。
(仏教)浄土など来世に生まれるよい所。善所。
(出典:Wiktionary)
善
常用漢字
小6
部首:⼝
12画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
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