“善”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
64.2%
20.5%
ぜん6.3%
1.6%
1.6%
よし1.6%
0.8%
よく0.5%
いい0.5%
0.5%
うるは0.3%
0.3%
はなは0.3%
よき0.3%
よろこ0.3%
ボンテ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、どうするのがいとか悪いとか、そんな限定的なモラールや批判や解説を付加して説明するにはあまりに広大無辺な意味をもったものである。
さるかに合戦と桃太郎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
松若 地獄極楽って私知ってるよ。いことをしたものは死んで極楽に行くし、悪い事をしたものは地獄に行くのだろう。だがあれはほんとうかい。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
お坊ちゃん育ちで気のい旦那は、戸外へ一歩出ると、まるで気が弱く、人ざわりがいいくせに、家のなかでは別人のように、わがままで暴君である。
南方郵信 (新字新仮名) / 中村地平(著)
まれにはしびれたあし投出なげだしてきもかせもしなくてはなし反覆はんぷくしてのみるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そのぜんあくたるをわず、さきに神文のやくをやぶれば天下の武芸者ぶげいしゃにそのしんうしなわなければならない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ゆうちゃんのかくつよいなあ、たっちゃんの一つしかないべいがすっとんでしまった。」と、ぜんちゃんがわらいました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
りき お前は馬鹿正直のえ人間だ。そりや俺が知つとる。だどもどんな善え人間でも自分じや気が附かねえで、人の気い悪くするような事するもんだ。
ぼたもち (新字新仮名) / 三好十郎(著)
つてればえんだなおとつゝあ、あらひまでもねえのにどうしたもんだ」酒席しゆせきあとておつぎはつぶやいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
やす ムツシユウ・真壁が日本に戻るて云ふけん、慌て出したツだらう。あんたんつらば、う覚えとつたなあ。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「ほんたうにおありがどござんす。暖ぐなったらど思ってゐあんすたどもやっぱりその通りでぐもならなぃで。」
山地の稜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「大理石の様模はだをあたうるには、随意おもうところの一色を塗り、これに脈理を施して天然のものにまぎらし、後に落古ラッカせてつや出しするをよしとす——。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
【目を】神はその創造の御業みわざよしとし給ふのみならず、常に萬物の安寧秩序を顧み給ふ
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
播磨風土記逸文ににほつひめの命が、自分を祀つたらシルシを出さうと言うて
また中国の他の書物には「其葉散生シ、末ハ本ヨリ大ナリ、故ニ風ニ遇テタチマチ抜ケテ旋グル」とも、また「秋蓬ハ根本ニ悪シク枝葉ニ美シ、秋風一タビ起レバ根且ツ抜ク」とも、また「蓬ク転旋シ、直達スル者ニ非ザルナリ」とも
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
すむ塩沢しほさはとほからざる村の農夫のうふせがれ一人あり、篤実とくじつにしてよくおやつかふ。
此翁和哥をよくかつ好古かうこへきありて卓達たくたつの人なり、雅談がだんわくが如く、おもはずつゑをとゞめし事四五日なりし。
オヤ善かッたかい、そうかい、運の善方いいかた何方どっちへ廻ッてもいいんだネー。それというが全躰ぜんたいあの方は如才がなくッて発明で、ハキハキしてお出でなさるからだヨ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
一体いったい小児こどもの時から、三十年近くのあいだ——ふと思い寄らず、二人のおんなの姿が、私の身の周囲へあらわれて、目に遮る時と云うと、いいにしろ、悪いにしろ、それが境遇なり、生活なりの一転機となるのが、これまでに例をたがえず、約束なのです。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
およそ人の文辞に序する者、心誠これをめ、また必ず揚※ようかくをなすべきあり。
およそ人の文辞に序する者、心誠これをめ、また必ず揚攉ようかくをなすべきあり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ここに天照らす大御神聞き驚かして、詔りたまはく、「我が汝兄なせの命の上り來ますゆゑは、かならずうるはしき心ならじ。我が國を奪はむとおもほさくのみ」と詔りたまひて、すなはち御髮みかみを解きて
よね おまいがそぎやん云ふなら、そツでかこてしとこう。こんかげにや果物くだもんと菓子ばちつとばつかり入れといたばい。そるから、もう忘れもんななかろね。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
清光偏照善愁人。 清光せいこう ひとえに照らす はなはうれうの人〕
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
これよりはげしきことばをこそもちゐめ、汝等の貪りは世界にわざはひよきを踏みしきもとれるを擧ぐ 一〇三—一〇五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
めた事をあんなに良人をつとからよろこばれた煙草たばこだからと、さう思ふのであるが水色の煙が鼻の前になびくのを見るとへ難くなつて座を立つた。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
彼らの中の最大な一人、その生涯を今ここに我々が物語るところのその人がいったとおりに「私はボンテ以外には卓越の証拠を認めない。」人格が偉大でないところに偉人は無い。