“博勞”の読み方と例文
新字:博労
読み方割合
ばくらう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あゝ善(え)え處(とこ)だ、よう、おつぎ、少(ちつ)と此處(ここ)まで來(き)てくんねえか」といつた。彼(かれ)は百姓(ひやくしやう)の間(あひだ)には馬(うま)を曳(ひ)いて歩(ある)く村落(むら)の博勞(ばくらう)であつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
木曾馬(きそうま)は小(ちひさ)いが、足腰(あしこし)が丈夫(ぢやうぶ)で、よく働(はたら)くと言(い)つて、それを買(か)ひに來(く)る博勞(ばくらう)が毎年(まいねん)諸國(しよこく)から集(あつ)まります。博勞(ばくらう)とは馬(うま)の賣買(うりかひ)を商賣(しやうばい)にする人(ひと)のことです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
その父は博勞(ばくらう)で、博徒(ばくちうち)で、そして近郷の顏役みたやうなことをも爲てゐた。初太郎はその父とは打つて變つた靜かな順良な少年で、學問も誠によく出來た。
古い村 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)