“間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
42.8%
あいだ17.7%
けん9.4%
あひだ6.8%
かん5.4%
あい3.7%
ひま2.9%
うち2.7%
げん2.5%
なか1.6%
あひ1.2%
あわい1.0%
0.4%
はざま0.3%
まま0.3%
あはひ0.2%
まゝ0.2%
アヒダ0.1%
カン0.1%
まじ0.1%
アヒ0.1%
ほど0.0%
パウゼ0.0%
いとま0.0%
へだ0.0%
サージェン0.0%
0.0%
あは0.0%
あひた0.0%
ええだ0.0%
えゝだ0.0%
かひ0.0%
しばし0.0%
すき0.0%
たまた0.0%
へや0.0%
ハザマ0.0%
ヒマ0.0%
ポキュラ0.0%
関カ0.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和尚おしょうさんのお部屋へやがあんまりしずかなので、小僧こぞうさんたちは、どうしたのかとおもって、そっと障子しょうじから中をのぞいてみました。
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
二人の僧はもう一度青田のあいだを歩き出した。が、虎髯とらひげの生えた鬼上官だけはまだ何か不安そうに時々その童児をふり返っていた。……
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
けんの余の空間を辷って巻き附くその全く目にも留らぬ廻転と移動とを以てして、いささかの裂けも破けも、傷つきもひるがえりもしないことだ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
(七)舜禹しゆんうあひだ(八)岳牧がくぼくみなすすむ。すなはこれ(九)くらゐこころみ、しよくつかさどらしむることすうねん(一〇)功用こうようすでおこり、しかのちまつりごとさづく。
それは、じぶんで考えるほど、長い時間ではなかったのだろうが、そのかん、じぶんの眼がなにを見ていたのか、まったく記憶がない。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
家中うちじゅう無事か、)といったそうでございますよ。見ると、真暗まっくらな破風のあいから、ぼやけた鼻がのぞいていましょうではございませんか。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(たがひに爭ふひまに、下の方より路通は再び出で來り、門口よりうかゞひゐる。お妙は一生懸命に父の手より刃物を奪ひとりて泣く。)
俳諧師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
というから粥河はこれを飲んでは大変と顔色がんしょくが変りまする。其のうち海の方に月は追々昇って来ますると、庭のえのきに縛られて居る小兼が
夢中で二三げんけ出すとね、ちゃらんと音がしたので、またハッと思いましたよ。おあしを落したのが先方さきへ聞えやしまいかと思って。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私がなかにはいってめた苦労の十が一だって、あなたには察しができやしません。私はどれほど皆から責められたかしれないのですよ。
贋物 (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
この殿にまうでて見れば、あなかしこ小松叢生むらおひ、にい寄る玉藻いろくづ、たまたまは棹さす小舟、海苔粗朶のりそだあひにかくろふ。
(新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そのあわい、僅か十坪に足りない地面に、延び上るようにして生えて居る数本の樹木を見守った時、私は云いようのない窮屈さを感じた。
(新字新仮名) / 宮本百合子(著)
剣術の試合とちがって、がちがっている。勝手がわるい。ホラブンのモチ竿は間ということを考えていないように見える。
しかも、他のあらゆる陣形が整ってみると、もう待ちきれないような、堀部、武林、はざま、勝田、矢頭、磯貝、杉野などの若手組は
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝鮮にある沖縄人から前日報ぜられたは、以前ハブ蛇多き山を焼くとかように自身を咬んだまま死んだハブばかりまま見当った由。
あはひへだてゝ、一の火輪ひのわかの點のまはりをめぐり、その早きこと、いと速に世界を卷く運行にさへまさると思はるゝ程なりき 二五—二七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
入日いりひの落るを見て北條が歌を詠じたと云う……えゝ何とか云った……オヽ……「敵は打つ心まゝなる鴻の台夕日ながめしかつ浦の里」とんだと申すて」
男嶽ヲノカミ女嶽メノカミとの間になだれをなした大きな曲線タワが、又次第に兩方へソヽつて行つてゐる、此二つの峰のアヒダの廣い空際ソラギハ。薄れかゝつた茜の雲が、急に輝き出して、白銀ハクギンの炎をあげて來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
それは今日にあって大きい幸福です、自分の性根をこのカンに腐らせないでゆける道ですから。Sが人相が変り悲しゅうございます。
それから『大清一統志』三五五、〈意太利亜イタリア哥而西加コルシカに三十三城あり、犬の能く戦うを産す、一犬一騎に当るべし、その国陣を布くに、毎騎一犬をまじう、かえって騎の犬にかざるものあり〉。
その南北に渉つてゐる長い光りの筋が、北の端で急に廣がつて見えるのは、凡河内オホシカフチの邑のあたりであらう。其へ、山アヒを出たばかりの堅鹽カタシホ川—大和川—が落ちあつて居るのだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
は、降りなむ裝束よそひせしほどに、子れましつ。名は天邇岐志國邇岐志あめにぎしくににぎしあま日高日子番ひこひこほ邇邇藝ににぎの命、この子を降すべし」
しかし、そのパウゼは混沌たるものです。けれども、その中には様々な心理現象が十字に群がっていて、まるで入道雲のように、ムクムク意識面を浮動しているのです。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
彼はほとんどこの女の宮ならざるをも忘れて、その七年の憂憤を、今夜の今にして始て少頃しばらく破除はじよするのいとまを得つ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
大王と天子と、義はすなわち君臣たり、しんは則ち骨肉たるも、なお離れへだたりたもう、三十万の異姓の士、など必ずしも終身困迫して殿下の為に死し申すべきや。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
刳舟は三サージェン以上もあり、七人がゆっくり坐れるほどの広さをもっていた。へさきにはナターシャとモローゾフ教授が坐り、ともには、博士が坐を占めた。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
糸子いとこひのふすまきはにぴつたりとせつあやしのことよとみゝそばだつれば、松野まつのれい高調子たかてうしらばかしまゐらせん御歸邸ごきていのうへ御主君ごしゆくんこと緑君みどりくん御傳おつたねがひたし、糸子いとこ契約けいやく良人をつととは
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
(わらべも雪中にはわらくつをはくこと雪国のつねなり)さて雪をあつめて土塀とへいを作るやうによほどのかこみをつくりなし、そのあはひにも雪にてかべめく所をつくり、こゝに入り口をひらきてとなりいへとし
あひた植込うゑこみみどりなか石燈籠いしどうろうかげあをい。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぺえ/\と云ってグーッと引掛ひっかけたが、銭がねえんだが馴染の顔だからね、これ/\の災難せえなんに逢って布団のええだ財布せえふを忘れて来て、取りにく事が出来ねえから明日あしたの晩まで貸しておくれというと
「さうだな衣物きものあぶえゝだやうねえなそんぢや褞袍どてらでもからつてつとえゝな、蒲團ふとんだけぢやぬくとまれめえこら」かれすこ權威けんゐつた態度たいどでいつた。せま小屋こや焚火たきびえてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
聖經せいきやうしべにひもどく花のかひ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
しばし有りてをんなどもの口々に呼邀よびむかふる声して、入来いりきし客の、障子ごしなる隣室に案内されたる気勢けはひに、貫一はその男女なんによの二人づれなるを知れり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
孫六はこれをはじめとし、差しつめ引きつめさんざんに射、鎧のそで、草摺りのすきかぶとの鉢下、胸板、脇腹、相手かまわず敵を射た。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
たまた荷葉かよう披麻ひますものあり、波浪をあろうてもっず、交替去来、応接にいとまあらず、けだし譎詭けっき変幻中へんげんちゅう清秀せいしゅう深穏しんおんたいぶ。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
夫人は襖をあけないで次のへやから小さな声で「芳一、芳一」と呼んださうです。
父八雲を語る (新字新仮名) / 稲垣巌(著)
此愛護の身の上であると考へて「恨み言書きたしとて、ゆんでのこゆびくひきり、岩のハザマに血を溜め」恨み言を書きとめる。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
墓拜むヒマを籔蚊の命哉
寒山落木 巻一 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
それらの天国なるものは皆囈語たわごとにすぎない。神というはばかばかしい怪物にすぎない。もちろん私はかかることを新聞雑誌の上で言いはしないが、ただ親友の間でささやくだけです。杯盤インテルポキュラにです。
黒崎平町乗船、赤間関カニ至ル、西の端町入江和作ヲ尋、但小田村ノ示ニヨル。城ノ腰綿屋弥兵衛ニ宿ス。(但シ官ノ差宿也。)
坂本竜馬手帳摘要 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)