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娯
ふりがな文庫
“娯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たの
54.0%
たのし
43.7%
よろこ
1.1%
タノ
1.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たの
(逆引き)
残暑の日盛り蔵書を曝すのと、風のない
初冬
(
はつふゆ
)
の
午後
(
ひるすぎ
)
庭の落葉を
焚
(
た
)
く事とは、わたくしが独居の生涯の最も
娯
(
たの
)
しみとしている処である。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
娯(たの)の例文をもっと
(47作品)
見る
たのし
(逆引き)
美術骨董は多くの場合、
富豪
(
かねもち
)
の眼を
娯
(
たのし
)
ませる外に、財産として子や孫に残す事が出来るからである。次ぎにはそろ/\音楽を始める。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
娯(たのし)の例文をもっと
(38作品)
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よろこ
(逆引き)
百姓等
(
ひやくしやうら
)
は
忙
(
いそが
)
しく
藁
(
わら
)
で
俵
(
たわら
)
を
編
(
あ
)
んで
米
(
こめ
)
を
入
(
い
)
れて
春
(
はる
)
以來
(
いらい
)
の
報酬
(
はうしう
)
を
目前
(
もくぜん
)
に
積
(
つ
)
んで
娯
(
よろこ
)
ぶのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
娯(よろこ)の例文をもっと
(1作品)
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タノ
(逆引き)
娯
(
タノ
)
しみを失ひきつた
語部
(
カタリベ
)
の古婆は、もう飯を喰べても、味は失うてしまつた。水を飲んでも、口をついて、独り語りが
囈語
(
ウハゴト
)
のやうに出るばかりになつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
娯(タノ)の例文をもっと
(1作品)
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娯
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“娯”を含む語句
娯楽
娯樂
娯楽会
娯楽場
娯楽室
娯楽機関
娯楽街
娯楽遊戯
御娯
手娯
清娯
自娯集
遊娯
“娯”のふりがなが多い著者
南方熊楠
佐野昌一
上司小剣
永井荷風
薄田泣菫
二葉亭四迷
大阪圭吉
倉田百三
三遊亭円朝
福沢諭吉