“娯楽”のいろいろな読み方と例文
旧字:娯樂
読み方割合
ごらく40.0%
たのしみ40.0%
プレジュア10.0%
なぐさみ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また人間としての娯楽ごらくを求めることも不可能である、金はらんがもっと人間らしい生活をしたいというところにあるという。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
生来の倹約家しまつやだが、実際、僅の手間では、食って行くのが、関の山で、たまに活動か寄席へ出かけるより外、娯楽たのしみれ無い。
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
明瞭な悪意がないと云うことと、しかも所有権被震撼者が神経消耗をやったあげく時には五日もかかる自動車修繕代を支弁しなければならぬと云うところに娯楽プレジュアの現代漫画性がある。
ロンドン一九二九年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
娯楽なぐさみにやるのなら何でもいいわけだが、それにしても、和歌とか発句ほっくとか田舎にいてもやれて、下手へたなら下手なりに人に見せられるようなものをやった方がおもしろかろうじゃないか。
入江のほとり (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)