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享
ふりがな文庫
“享”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
う
96.0%
うく
1.0%
ウ
1.0%
うけ
0.5%
きやう
0.5%
と
0.5%
まつり
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う
(逆引き)
平次は
諄々
(
じゆん/\
)
として説き聞かせました。が、お美乃は涙にひたり乍らも、頑固に頭を振つて、平次の言葉を
享
(
う
)
け容れようともしません。
銭形平次捕物控:105 刑場の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
享(う)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うく
(逆引き)
豪傑英雄は
特
(
こと
)
に至粋のインスピレイションを
享
(
うく
)
る者にてあれど、シイザルはシイザルにて、
拿翁
(
ナポレオン
)
は拿翁たるが如く、至粋を享くる量は同じくとも、其英雄たるの質は本然に一任するのみ。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
享(うく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ウ
(逆引き)
兎も角、読者は僅かな音を媒介として、作者の思想と見ゆる者を二種以上
享
(
ウ
)
くることが出来るのであるから、非常に重宝な方法といはねばならぬ。
和歌批判の範疇
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
享(ウ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うけ
(逆引き)
この年四月十三日に詩壇の
耆宿
(
きしゅく
)
を以て目せられていた
館柳湾
(
たちりゅうわん
)
が目白台の邸に没した。年を
享
(
うけ
)
ること八十三である。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
享(うけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
きやう
(逆引き)
士卒
(
しそつ
)
の
(二四)
次舍
(
じしや
)
・
(二五)
井竈
(
せいさう
)
・
飮食
(
いんしよく
)
より、
病
(
やまひ
)
を
問
(
と
)
ひ
醫藥
(
いやく
)
するにいたるまで、
身
(
み
)
自
(
みづか
)
ら
之
(
これ
)
を
(二六)
拊循
(
ふじゆん
)
し、
悉
(
ことごと
)
く
將軍
(
しやうぐん
)
の
(二七)
資粮
(
しりやう
)
を
取
(
と
)
つて
士卒
(
しそつ
)
に
(二八)
享
(
きやう
)
し、
身
(
み
)
は
士卒
(
しそつ
)
と
粮食
(
りやうしよく
)
を
平分
(
へいぶん
)
して
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
享(きやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
と
(逆引き)
生来の
倹約家
(
しまつや
)
だが、実際、僅の手間では、食って行くのが、関の山で、
稀
(
たま
)
に活動か寄席へ出かけるより外、
娯楽
(
たのしみ
)
は
享
(
と
)
れ無い。
越後獅子
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
享(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
まつり
(逆引き)
また
神魂
(
たま
)
は骸と分かりては、なお清く
潔
(
きよ
)
かる
謂
(
いわ
)
れありとみえて、火の
汚穢
(
けがれ
)
をいみじく
忌
(
い
)
み、その
祭祠
(
まつり
)
をなすにも、
汚
(
けがれ
)
のありては、その
享
(
まつり
)
を受けざるなり
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
享(まつり)の例文をもっと
(1作品)
見る
享
常用漢字
中学
部首:⼇
8画
“享”を含む語句
貞享
享保
享樂
享和
延享
享有
享和年間
享徳
享楽
享受
享年
享入
永享
享楽者
元享療牛馬駝集
嘉享
咸享酒店
享楽生活
如享太牢
村山享書
...
“享”のふりがなが多い著者
南方熊楠
吉川英治
夏目漱石
中島敦
蒲原有明
新渡戸稲造
国木田独歩
北村透谷
高浜虚子
石川啄木