“館柳湾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちりゅうわん66.7%
たてりうわん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大窪詩仏おおくぼしぶつ、菊池五山、館柳湾たちりゅうわんの詩社に参した当時の詩人は大概竹渓の相識であった。煩を避けて一々その名を挙げない。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
この年四月十三日に詩壇の耆宿きしゅくを以て目せられていた館柳湾たちりゅうわんが目白台の邸に没した。年をうけること八十三である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そしてわたくしはたゞに此に由つて会の年月日を知ることを得たのみではなく、又客中に館柳湾たてりうわんのあつたのを知ることを得た。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)