“館山”の読み方と例文
読み方割合
たてやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十三日まで湊をささえていた筑波勢は、館山たてやまっていた味方の軍勢と合流し、一筋の血路を西に求めるために囲みを突いて出た。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
布良めらから竹原村に来った時には「板橋の霜色沙よりも白く」、館山たてやまでは冬もようやく寒くなり、その年もいつか残り少くなっていた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
シナノ? すると、あの六万何千トンかあったやつかね。太平洋戦争中に竣工しゅんこうして、館山たてやまを出て東京湾口わんこうから外に出たと思ったら、すぐ魚雷ぎょらい攻撃を
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)