“たてやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
立山56.3%
館山43.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして自ら朝鮮を侵略して行ったこのさる英雄は一度でそれが懲らしうるつもりで、まず二十六人の「侵略者」を長崎の立山たてやま磔刑はりつけにし、虐殺の先鞭せんべんをつけた。
それから越中の立山たてやま——ごらんなさい、あの雄大な、あの険峻けんしゅんな一脈が、あれが立山連峰でございます。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
シナノ? すると、あの六万何千トンかあったやつかね。太平洋戦争中に竣工しゅんこうして、館山たてやまを出て東京湾口わんこうから外に出たと思ったら、すぐ魚雷ぎょらい攻撃を
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
まだ船にとどまって、館山たてやままで行かねばならぬ駒井甚三郎は、保田の浜辺を悠々ゆうゆうと歩み行く田山白雲の姿を見て、一種奇異の感に堪えられませんでした。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)