“竣工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅんこう78.6%
でき14.3%
しゆんこう3.6%
できあ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「また、山淵右近が、おぬし達にくれるといった金は、何ほどか知らんが、それも竣工しゅんこうの後は、藤吉郎が身にかなう程の褒美はいたすぞ」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで白湯さゆを一碗のむと、親鸞は、もう八分どおりまで竣工できかけている伽藍がらんの足場の下まで行って
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
くわいなるかな櫻木君さくらぎくん海底戰鬪艇かいていせんとうていつひ竣工しゆんこうしましたか。』と、暫時しばしげんもなく、東天とうてん一方いつぽうながめたが、たちま腕拱うでこまぬき
「お邸内やしきうちのおなり御殿ごてんは、おととしから去年にかけて竣工できあがっているが、またことしの春も、おなりがあるというので、庭のお手入れだ。大したものだぜ」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)