“白湯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さゆ95.7%
2.9%
サユ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶といえばふけたような匂いのする安い番茶で、それを色の出なくなるまで淹れて使うから、白湯さゆを飲むのとさして変りがなかった。
落葉の隣り (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
うらが内のものは今年は井戸蛙ゐどげへるのやうにさつかゞんでさとへは一なんだといひつゝくみいだしたるちやをみれば、すゝだしたるやうなれば、別に白湯をもとめてしよくしをはり
夜ふかうして白湯サユのあまさよ
其中日記:05 (五) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)