“煮”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
83.7%
6.4%
にえ4.3%
だき2.1%
にや1.4%
1.4%
0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“煮”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おみちはすぐ台所だいどころの方へ立って行って手早くもち海藻かいそうとささげをぜんをこしらえて来て、
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
不相変あいかわらず慎ちゃんはえ切らないのね。高等学校へでもはいったら、もっとはきはきするかと思ったけれど。——」
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
生憎あいにく今日こんちなんにも無くて御気の毒だいなあ。川魚のいたのに、豆腐のつゆならごはす。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
吉は牛にやる雑炊ぞうすいきながら、ひとり柴の切れ目からぶくぶく出る泡を面白そうに眺めていた。
笑われた子 (新字新仮名) / 横光利一(著)
罪人等四方にうかびゐたるが、バルバリッチヤの近づくにしたがひ、みなまたにえの下にひそめり 二八—三〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そうして好んでにえきらない思いに悩んでいる姿になってしまった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「別段面白いとは思はないね。いゝお酒を飮ませてくれて、他人が邪魔さへしなければ、關東だきで結構なんだ。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
例の、夜店の関東だき屋の品であるが、これも、すっかり無くなった。
死までを語る (新字新仮名) / 直木三十五(著)
宵に母親にいましめ責められた房吉は、隠居がじりじりしてごうにやせば煮すほど、その事には冷淡であった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
チャンフー事件の担当者だが、その事件が進展せず、どうやら迷宮入めいきゅういりをしそうな模様に、ごうにやしていたおりからだけに、少年探偵団からの電話をきくと、こおどりせんばかりによろこんだ。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
青梅セイバイ、酒ヲテ、英雄ヲ論ズ——。さっきから詩の初句だけできているが、後ができない。君、ひとつそれに、あとの詩句をつけてみんか」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いくさとは——豆ヲルニ豆ノ豆ガラヲク——ようなもの。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主人のごとくこんな利目ききめのある薬湯へだるほど這入はいっても少しも功能のない男はやはり醋をかけて火炙ひあぶりにするに限ると思う。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)