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煮
ふりがな文庫
“煮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
に
81.8%
た
9.1%
にえ
3.4%
だき
1.7%
ニ
1.1%
にや
1.1%
だ
0.6%
う
0.6%
にる
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
に
(逆引き)
こうした
人
(
ひと
)
たちの
集
(
あつ
)
まるところは、いつも
笑
(
わら
)
い
声
(
ごえ
)
のたえるときがなければ、
口笛
(
くちぶえ
)
や、ジャズのひびきなどで、
煮
(
に
)
えくり
返
(
かえ
)
っています。
雲と子守歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
煮(に)の例文をもっと
(50作品+)
見る
た
(逆引き)
前日から
煮
(
た
)
きこめた百珍の料理は銀盤に盛られ、酒も家蔵の
吟醸
(
ぎんじょう
)
を
幾壺
(
いくつぼ
)
となく持ち出して、客の前において封を切るばかりに用意していた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
煮(た)の例文をもっと
(16作品)
見る
にえ
(逆引き)
みすみす
煮
(
にえ
)
湯ば呑まして知らん顔をしているのだぞ! (段六が何か言おうとするのに押しかぶせて)うう、百姓は弱え、受身だ
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
煮(にえ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
だき
(逆引き)
「別段面白いとは思はないね。いゝお酒を飮ませてくれて、他人が邪魔さへしなければ、關東
煮
(
だき
)
で結構なんだ。」
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
煮(だき)の例文をもっと
(3作品)
見る
ニ
(逆引き)
「
青梅
(
セイバイ
)
、酒ヲ
煮
(
ニ
)
テ、英雄ヲ論ズ——。さっきから詩の初句だけできているが、後ができない。君、ひとつそれに、あとの詩句をつけてみんか」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
煮(ニ)の例文をもっと
(2作品)
見る
にや
(逆引き)
宵に母親に
警
(
いまし
)
め責められた房吉は、隠居がじりじりして
業
(
ごう
)
を
煮
(
にや
)
せば煮すほど、その事には冷淡であった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
煮(にや)の例文をもっと
(2作品)
見る
だ
(逆引き)
それからお土産の包を開いて、水
煮
(
だ
)
きにしてある
鶏
(
かしわ
)
の肉を、
筍
(
たけ
)
の皮ぐるみそれらの御馳走と一緒に並べた。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
煮(だ)の例文をもっと
(1作品)
見る
う
(逆引き)
主人のごとくこんな
利目
(
ききめ
)
のある薬湯へ
煮
(
う
)
だるほど
這入
(
はい
)
っても少しも功能のない男はやはり醋をかけて
火炙
(
ひあぶ
)
りにするに限ると思う。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
煮(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
にる
(逆引き)
その汁でメリケン粉一杯をいためて
赤葡萄酒
(
あかぶどうしゅ
)
を
好
(
い
)
い
加減
(
かげん
)
に
注
(
つい
)
でその中へ今のいためた鰻を入て塩胡椒で味をつけて一時間位
煮
(
にる
)
のです。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
煮(にる)の例文をもっと
(1作品)
見る
“煮(
煮物
)”の解説
煮物(にもの)または煮物料理(にものりょうり)とは、煮て調理された料理。食材が柔らかくなるまで比較的長時間加熱を行なうものを特に煮込み(にこみ)という。
水(調味料を入れたり出汁を使用する場合も)に食材を入れて加熱する。加熱した食材だけでなく、加熱に利用した液体(つゆ、汁)も利用する場合がある。
(出典:Wikipedia)
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“煮”の関連語
醤油煮
“煮”を含む語句
煮染
煮込
煮汁
煮立
煮団子
湯煮
煮浸
煮燗
雑煮
佃煮
煮炊
煮焚
煮〆
生煮
煮返
煮附
煮焼
味噌煮
煮凝
半煮
...
“煮”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
ヴィルヘルム・カール・グリム
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
吉川英治
谷崎潤一郎
中島敦
島崎藤村
泉鏡花
柳田国男
夏目漱石