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煮浸
ふりがな文庫
“煮浸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にびたし
50.0%
にじ
25.0%
にびた
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にびたし
(逆引き)
三四郎は鮎の
煮浸
(
にびたし
)
の
頭
(
あたま
)
を
啣
(
くわ
)
へた儘女の
後姿
(
うしろすがた
)
を見送つてゐた。便所に行つたんだなと思ひながら
頻
(
しき
)
りに食つてゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
煮浸(にびたし)の例文をもっと
(2作品)
見る
にじ
(逆引き)
昨日
(
きのう
)
までは
擦
(
す
)
れ
合
(
あ
)
う
身体
(
からだ
)
から火花が出て、むくむくと血管を無理に越す熱き血が、汗を吹いて
総身
(
そうみ
)
に
煮浸
(
にじ
)
み出はせぬかと感じた。東京はさほどに
烈
(
はげ
)
しい所である。
京に着ける夕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
煮浸(にじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
にびた
(逆引き)
鱈
(
たら
)
の
煮浸
(
にびた
)
しは未荘では五分切の葱の葉を入れるのであるが、城内では葱を糸切りにして入れる。これも間違いだ、おかしなことだ、と彼は思っている。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
煮浸(にびた)の例文をもっと
(1作品)
見る
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
浸
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“煮”で始まる語句
煮
煮染
煮焚
煮炊
煮〆
煮肴
煮込
煮立
煮方
煮汁
“煮浸”のふりがなが多い著者
魯迅
夏目漱石
泉鏡花