“後姿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うしろすがた85.5%
うしろつき7.9%
うしろで3.9%
うしろ1.3%
うしろかげ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“後姿”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
新子は、小太郎の後姿うしろすがたを見送りながら、これは大変なことになったと思ったが、今更ほどこすべき策がなかった。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
階段を上って行く姉の後姿うしろすがたに、さも絶望したような憐れな容子ようすがあるので、美和子はいたく心を動かされた。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
素足に草鞋穿わらじばき、じんじん端折ばしょりで、てすけとくてく峠へ押上おしのぼ後姿うしろつきを、日脚なりに遠く蔭るまで見送りましたが、何が、貴辺あなた
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と会釈して、スッとった所を見ると、スラリとした後姿うしろつきだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
その後姿うしろでに、ゆらすとみえた、紫煙シガアのけむの一片。
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
へしか、消ゆる後姿うしろでかはれるれつ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
西日にはあげまきむきて居るならし後姿うしろぶかき四五の女童めわらは
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
このそうさが妙に気になって、ことによると、まだそのあとがあるかも知れないと思ったせいか、何気なく後姿うしろかげを見送っていると、大きな黒松の根方ねがたのところへ行って、立小便たちしょうべんをし始めたから、急に顔をそむけて、どてらの方を向いた。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)