“吟”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぎん78.0%
4.9%
うた2.4%
うな2.4%
くちずさ2.4%
さまよ2.4%
すだ2.4%
ずさ2.4%
によ2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“吟”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 通過儀礼・冠婚葬祭33.3%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
昔し巌頭がんとうぎんのこして、五十丈の飛瀑ひばくを直下して急湍きゅうたんおもむいた青年がある。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
果ては、自分はきように堪へかねて、常々暗誦あんしようして居る長恨歌ちやうごんかを極めて声低くぎんじ始めた。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
暫時しばしとどまる事なし、かの「五月雨さみだれに年中の雨降り尽くし」とんだ通り、大声嘈々驟雨ゆうだちの井をさかさにするごとく
みけるに、翁はこれを何とか読み変へて見たり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
その時、間近で若々しい声でからうたうたう声が聞こえて来た。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「次はこの私の心意気じゃ。多少の才は持ちながら競争場裡に打って出て何故なにゆえ栄華を求めないか? 何故、山などに住んでいるか? 私の心意気は千年の昔、唐の李太白りたいはくうたっている。立派な言葉で吟っている」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
杜工部の詩をうなった時には湖水に掛けた浮き橋を島の方へいつか渡っていた。橋を渡って島へ上り花木の間に設けられてあるちんの方へ静かに歩いて行った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
強犯されて一首をくちずさむも、万国無類の風流かも知れぬが、昔は何国いずくも軍律不行届ふゆきとどきかくのごとく、国史に載らねど、押勝の娘も、多数兵士に汚された事実があったのを、妙光女の五百人に二倍して、千人に云々と作ったのであろう。
年長く病みし渡れば、月かさね憂ひさまよひ、ことごとは死ななと思へど、五月蠅さばへなす騒ぐ児等を、うつててはしには知らず
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
彼自ら寡聞寡讀をいふ、左右に何等の參考書册なく、附近に彼を慰藉する友人あるなし、彼の暮夜獨坐神往して詩を作るは、猶松蟲鈴蟲の、肅殺なる秋野に興酣しておのづからすだくがごとし、謠ふものと聽くものと、等しく恍焉忘我の境に入ると雖も、荒凉慘澹、寧ろ耳を掩ふに遑あらず、詩豈活きざらむや。
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
と、口ずさみながら、それでも、その眼は、情熱をもって、益満を凝視していたし、その耳は、一語を、一句を、頭の中へ、滲ませていた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
小唄ずさみで、辻斬りの
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
天皇此のいざによぶ声を聞きて、心に悲傷いたみす。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
数日死なず、昼夜いざによぶ。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)