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吟
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によ
ふりがな文庫
“
吟
(
によ
)” の例文
犬烏
聚
(
あつま
)
り
噉
(
は
)
む。天皇此の
泣
(
いざ
)
ち
吟
(
によ
)
ぶ声を聞きて、心に
悲傷
(
いたみ
)
有
(
ま
)
す。群卿に
詔
(
みことのり
)
して曰く、それ生くるときに
愛
(
めぐ
)
みし所を以て
亡者
(
なきひと
)
に
殉
(
したが
)
はしむ。これ甚だ
傷
(
いたきわざ
)
なり。それ古風といへども良からずば何ぞ従はむ。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
妻子
(
めこ
)
どもは
吟
(
によ
)
び泣くらむ
日本の美
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
二十八年冬十月、天皇の母弟
倭彦命
(
やまとひこのみこと
)
薨
(
みう
)
せぬ。十一月倭彦命を
身挟桃花坂
(
むさのつきさか
)
に葬る。こゝに近習の者を集へて、悉に生きながらにして陵域に埋め立つ。数日死なず、昼夜
泣
(
いざ
)
ち
吟
(
によ
)
ぶ。遂に死して
爛臰
(
くちくさ
)
りぬ。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
“吟”の意味
《名詞》
詩歌をうたうこと。吟じること。
詩歌を作ること。詩歌。
(出典:Wiktionary)
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“吟”を含む語句
呻吟
口吟
吟咏
朗吟
沈吟
呻吟声
吟味所
吟興
吟味中
吟遊詩人
單吟
吟味
微吟
苦吟
吟味与力
詩吟
名吟
季吟
吟詠
吟誦
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