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微吟
ふりがな文庫
“微吟”の読み方と例文
読み方
割合
びぎん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びぎん
(逆引き)
「皇室の衰微もはなはだしい。
王覇
(
おうは
)
の差別もなくなってしまった。どうともして本道へ返さなければならない」徳大寺卿は
微吟
(
びぎん
)
をした。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
謙信の多感はなお
微酔
(
びすい
)
をのこしているのか、
夕餉
(
ゆうげ
)
の後、ひとり唐琴を膝に乗せて、指に七絃を弾じ、
微吟
(
びぎん
)
に万葉の古歌をうたっていた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
妾
(
しょう
)
を
放
(
はな
)
て、そうすれば、
魚
(
うお
)
に
騎
(
き
)
し、波を
撇
(
ひら
)
いて去らん、というのを
微吟
(
びぎん
)
して、思わず、
襟
(
えり
)
にはらはらと涙が落ちる。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
微吟(びぎん)の例文をもっと
(19作品)
見る
“微吟”の意味
《名詞》
微 吟(びぎん)
小声で詩歌などを口ずさむこと。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微睡
検索の候補
低唱微吟
“微吟”のふりがなが多い著者
押川春浪
吉川英治
佐々木味津三
国枝史郎
夏目漱石
山本周五郎
泉鏡花
芥川竜之介