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微行
ふりがな文庫
“微行”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しのび
74.2%
びこう
17.7%
しのびあるき
1.6%
おしのび
1.6%
しのびゆ
1.6%
びかう
1.6%
インコグニトオ
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しのび
(逆引き)
夜は、小御所の
内殿
(
ないでん
)
で、饗応がひらかれた。それも、そっとの催しで、
微行
(
しのび
)
の吉田大納言は、次の日、さっそく、京へ帰って行った。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
微行(しのび)の例文をもっと
(46作品)
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びこう
(逆引き)
もちろん藤吉郎のこんどの小旅行も、すがたをかえた
微行
(
びこう
)
で、この岐阜城へも、そういうわけから突然やって来たものにちがいあるまい。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
微行(びこう)の例文をもっと
(11作品)
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しのびあるき
(逆引き)
名残
(
なごり
)
の尽きぬ会見はこれきりのことにさせたくないことではあるが、今日の六条院が恋の
微行
(
しのびあるき
)
などを続いて軽々しくあそばされるものでもないと思われた。
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
微行(しのびあるき)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おしのび
(逆引き)
見苦しいことですね、近ごろは平生よりもよく
微行
(
おしのび
)
を
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
微行(おしのび)の例文をもっと
(1作品)
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しのびゆ
(逆引き)
天はうすら曇って月は
朧
(
おぼろ
)
のようだ——かの仮橋を渡って
微行
(
しのびゆ
)
く机竜之助はどこへ行くつもりであるか。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
微行(しのびゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
びかう
(逆引き)
そして、
下界
(
げかい
)
に
降
(
お
)
りて、
峰
(
みね
)
を、
原
(
はら
)
を、
紫
(
むらさき
)
の
星
(
ほし
)
が
微行
(
びかう
)
して
幽
(
かすか
)
に
散歩
(
さんぽ
)
する
俤
(
おもかげ
)
があつたのである。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
微行(びかう)の例文をもっと
(1作品)
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インコグニトオ
(逆引き)
圖らざりき、我が早稻田文壇にこの
微行
(
インコグニトオ
)
の釋迦を見むとは。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
微行(インコグニトオ)の例文をもっと
(1作品)
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“微行”の意味
《名詞》
貴人がその身分を隠し、密かに出歩くこと。おしのび、潜行。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“微行”で始まる語句
微行姿
検索の候補
御微行
微行姿
“微行”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
紫式部
三上於菟吉
佐々木味津三
林不忘
泉鏡太郎
柳田国男
薄田泣菫
北原白秋