“散歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぽ90.0%
ひろい3.3%
そぞろあるき1.7%
そゞろあるき1.7%
プロムナード1.7%
プロムネード1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麦畑むぎばたけ牧場ぼくじょうとはおおきなもりかこまれ、そのなかふか水溜みずだまりになっています。まったく、こういう田舎いなか散歩さんぽするのは愉快ゆかいことでした。
「かりそめのお散歩ひろいにせよ、街を行けば、足利殿の曹司よと、すぐ人目に見られますので」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかれどもあしたよりゆうべに移る散歩そぞろあるき
さるほどに今歳ことしむなしくはるくれてころもほすてふ白妙しろたへいろさく垣根かきねはな、こゝにも一玉川たまがはがと、遣水やりみづながほそところかげをうつして、ぜかなくてもすゞしきなつ夕暮ゆふぐれ、いとあがりの散歩そゞろあるき
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
可笑おかしな事には馬とも話しが出来るの。フランスの馬は皆、馬教練所の卒業生ですって、進めアレ止れアレデ、右、左、散歩プロムナード………。皆んな聴き分けてよ。
母と娘 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
少し長いけれど、いい散歩プロムネードコースじゃなくって、さっき活動を見てから考えたの。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)