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遣水
ふりがな文庫
“遣水”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やりみづ
50.0%
やりみず
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりみづ
(逆引き)
御尤
(
ごもつとも
)
です……あんなに
丹精
(
たんせい
)
をなさいましたから……でも、お
引越
(
ひつこ
)
しなすつたあとでは、
水道
(
すゐだう
)
を
留
(
と
)
めたから、
遣水
(
やりみづ
)
は
涸
(
か
)
れました。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
垣根
(
かきね
)
の
近邊
(
ほとり
)
たちはなれて、
見返
(
みかへ
)
りもせず二三
歩
(
ほ
)
すゝめば
遣水
(
やりみづ
)
の
流
(
な
)
がれおと
清
(
きよ
)
し、
心
(
こゝろ
)
こゝに
定
(
さだ
)
まつて
思
(
おも
)
へば
昨日
(
きのふ
)
の
我
(
わ
)
れ、
彷彿
(
はうふつ
)
として
何故
(
なにゆ
)
ゑに
物
(
もの
)
おもひつる
身
(
み
)
ぞ
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
遣水(やりみづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
やりみず
(逆引き)
一口の
筧
(
かけひ
)
を引いた
遣水
(
やりみず
)
があって、その傍に草にうずもれた低い家があったのです。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
遣水
(
やりみず
)
の音がする。……
玉川の草
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
遣水(やりみず)の例文をもっと
(2作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“遣”で始まる語句
遣
遣瀬
遣口
遣戸
遣手
遣繰
遣切
遣方
遣場
遣付
“遣水”のふりがなが多い著者
樋口一葉
中里介山
泉鏡花