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遣方
ふりがな文庫
“遣方”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やりかた
94.4%
やるかた
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やりかた
(逆引き)
わが家の庭に立てる位の事なら差支えないがその男の
遣方
(
やりかた
)
はそれとなく生徒の父兄を説いて金を出させ地方の新聞記者を
籠絡
(
ろうらく
)
して
輿論
(
よろん
)
を
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その
遣方
(
やりかた
)
の実際を見ないで、結果ばかりを見ていうのである。その遣方の
善
(
よ
)
し
悪
(
あ
)
しなどは見ないで、唯結果ばかり見て批評をする。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
遣方(やりかた)の例文をもっと
(17作品)
見る
やるかた
(逆引き)
若
(
も
)
し身の
楽
(
たのしみ
)
と心の
楽
(
たのしみ
)
とを
併享
(
あはせう
)
くべき
幸無
(
さちな
)
くて、必ずその一つを
択
(
えら
)
ぶべきものならば、
孰
(
いづれ
)
を取るべきかを知ることの
晩
(
おそ
)
かりしを、
遣方
(
やるかた
)
も無く悔ゆるなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼の
行方
(
ゆくへ
)
は知られずして、その身の家を
出
(
い
)
づべき日は
潮
(
うしほ
)
の如く迫れるに、
遣方
(
やるかた
)
も無く
漫
(
そぞろ
)
惑ひては、常に
鈍
(
おぞまし
)
う思ひ下せる
卜者
(
ぼくしや
)
にも問ひて、後には
廻合
(
めぐりあ
)
ふべきも
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
遣方(やるかた)の例文をもっと
(1作品)
見る
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“遣方”で始まる語句
遣方無
検索の候補
遣方無
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尾崎紅葉
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夏目漱石