杉山萠円（すぎやまほうえん）

1889.01.04 〜 1936.03.11

“杉山萠円”に特徴的な語句

彼（か） 一寸（ちょっと） 却（かえっ） 只（ただ） 可笑（おか） 扨（さて） 無暗（むやみ） 間（ま） 中（うち） 流石（さすが） 非道（ひど） 宛（ずつ） 身体（からだ） 後（のち） 旧（もと） 昨日（きのう） 最早（もはや） 獣（けもの） 終（しま） 八釜（やかま） 却（かえ） 傍（かたわら） 亦（また） 体（てい） 尤（もっと） 穿（は） 頗（すこぶ） 中（あた） 勢（いきおい） 卸（おろ） 塩梅（あんばい） 戦（おのの） 所謂（いわゆる） 抓（つま） 掻（か） 曰（いわ） 殖（ふ） 況（いわ） 茲（ここ） 行衛（ゆくえ） 這入（はい） 頭（かしら） 嘸（さぞ） 後（おく） 暗（やみ） 些（すく） 併（しか） 吐（つ） 妾（わたし） 布告（ふれ）

著者としての作品一覧

梅津只円翁伝（新字新仮名）
読書目安時間：約2時間10分
梅津只圓翁の生涯 故梅津只圓翁の名前を記憶している人が現在、全国に何人居るであろうか。翁の名はその姻戚故旧の死亡と共に遠からずこの地上から平々凡々と消え失せて行きはしまいか。 只圓 …

街頭から見た新東京の裏面（新字新仮名）
読書目安時間：約2時間59分
万世一系のミカドの居ます東京——。 黄色人種中最高の民族のプライドを集めた東京——。 僅か五十幾年の間に日本をあれだけに改造した東京——。 思想でも流行でも何でもかんでも、日本でモ …

黒白ストーリー（新字新仮名）
読書目安時間：約40分
飯田町附近の材木置場の中に板が一面に立て並べてあった。イナセな仕事着を着た若い者三平はその板をアチコチと並べ直しながらしきりにコワイロを使い、時には変な身ぶりを交ぜた。三平は芝居気 …

白髪小僧（新字新仮名）
読書目安時間：約3時間18分
第一篇赤おうむ 一銀杏の樹 昔或る処に一人の乞食小僧が居りました。この小僧は生れ付きの馬鹿で、親も兄弟も何も無い本当の一人者で、夏も冬もボロボロの着物一枚切り、定った寝床さえありま …

東京人の堕落時代（新字新仮名）
読書目安時間：約4時間3分
この稿は昨年末まで書き続けた「街頭より見たる新東京の裏面」の別稿である。記者は特にこの稿を作るためには、単に街頭観にのみ依らず、この方面に責任を持っている医師、教育家、司法官、興行 …