“中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うち43.9%
なか32.7%
あた10.9%
3.3%
ちゅう2.3%
じゅう2.3%
ちう0.6%
あて0.6%
ちゆう0.4%
ぢゆう0.4%
ナカ0.3%
なけ0.3%
ウチ0.3%
ぢう0.2%
なかの0.1%
なが0.1%
ヂユウ0.1%
なかんづく0.1%
チュウ0.1%
あたっ0.0%
なァか0.0%
ひた0.0%
あだ0.0%
あつ0.0%
あひだ0.0%
うら0.0%
しん0.0%
たか0.0%
0.0%
ちゆふ0.0%
ぢゅう0.0%
0.0%
なかつ0.0%
なかば0.0%
なきや0.0%
ぬち0.0%
めなか0.0%
をか0.0%
ウナ0.0%
チユウ0.0%
ナガ0.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思うようには到底とてもならないのを、根気よく毎日毎晩コツコツとやっているうちに、どうやら、おしまいには大黒様らしいものが出来て来ます。
それから徐々そろ/\京都きやうとまゐ支度したくをしてりますうちに、新聞で見ましても、人のうはさを聞きましても
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
東京とうきょうまちなかでは、かいこをかううちはめったにありませんので、しょうちゃんには、かいこがめずらしかったのです。
正ちゃんとおかいこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
これから追々おひ/\なかひらけてるにしたがつて時勢じせい段々だん/\変化へんくわしてまゐるから
華族のお医者 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
けれども、不思議な事には決して人にはあたらぬもので、人もなく物も無く、ツマリ当り障りのない場所を択んで落ちるのが習慣ならわしだという。
池袋の怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
この言葉を聞いた紅矢はあまりよくあたるのに驚いてしまって、口を利く事が出来ず只やっとうなずいたばかりでした。けれども婆さんは構わずに——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
ここにヒコクニブクの命が「まず、そちらから清め矢を放て」と言いますと、タケハニヤスの王が射ましたけれども、てることができませんでした。
「そうであろう」と頷いたが、葉之助の方へ眼をやると、「さて、お前に聞くことがある。てずに縁をこすったは、竹林派に故実あってかな?」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「そりゃそうあるべきもの、不発ふはつちゅうといって、釣りにもせよ、網にもせよ、好きの道に至ると迎えずして獲物えものが到るものじゃ」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
師匠の帰ったあとちゅうっ腹で木原の楽屋を飛び出すと、食傷新道のゆきつけの家へ飛び込んで、とりあえず二、三本、徳利を倒した今松だった。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
が、とにかく婆さんの話によれば、発頭人ほっとうにんのお上は勿論「青ペン」じゅうの女の顔を蚯蚓腫みみずばれだらけにしたと言うことです。
温泉だより (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
此洋服で、鍔広つばびろの麦藁帽をかぶって、塚戸にを買いに往ったら、小学校じゅうの子供が門口に押し合うて不思議な現象を眺めて居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
世界輿地圖せかいよちづ表面ひやうめんあらはれてるものであらうか、矢張やはり印度洋インドやうちう孤島ことうだらうか
このほどちう其方そなたのやうに、さびしいさびしいのひづめもではられぬやうなことあるべし
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すでに一度で無く二度までもあったからで、それをお浪が知っていようはずは無いが、雁坂を越えて云々しかじかと云いあてられたので
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
リヴァースの『トダ人族篇』にいわく、トダ人信ずある特殊の地を過ぐるに手を顔にあてて四方を拝せずば虎に食わると。
狼児らうじ狼狽らうばいしてことごと遁失にげうせ、又或時は幼時かつて講読したりし、十八史略しりやくちゆうの事実
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
不昧公が着いたのは、欠伸がちゆうぱらと変つてゐた時なので、前々からこらした饗応もてなしの趣巧も、すつかり台なしになつてゐた。
「いよ/\お別れが来ました。二三日ぢゆう貴方方あなたがたと別れなくつちやならんかも知れん。」軍曹はいぬのやうに悲しさうな眼つきをして言つた。
「さうよ。そんな仕事に驚くやうぢや、手前たちはまだ甘えものだ。かう、よく聞けよ。ついこのぢゆうも小仏峠で、金飛脚かねびきやくが二人殺されたのは、誰の仕業だと思やがる。」
鼠小僧次郎吉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その晩は、更けて月がノボつた。身毒は夜ナカにふと目を醒ました。見ると、信吉法師が彼の肩を持つて、揺ぶつてゐたのである。
身毒丸 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「外の女よりはきらい、私が自分でお金をとる様になったら部屋中机のナカ中にまきちらして置いたらと思ってるほどだから……」
芽生 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
母「へえ、旅のもんでござえますが、道中で塩梅あんべえが悪くなりましてね、快くなえうち歩いて来ましたから、原なけえ掛って寸白が起っていとうごぜえますから、観音様のお堂をお借り申しました」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「あっ、糞がなけはいっちゃった」と若いのが云う。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
唱詞は、所謂祝詞で、長い語詞のウチのものが脱落して、後に残つた、有力な部分が、歌である。
呪詞及び祝詞 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
——大塔宮ヲ討チ奉リタラン者ニハ、非職凡下ボンゲヲイワズ、伊勢ノ車ノ庄ヲ恩賞ニテ行ナワルヨシ、関東ノ御教書ミギョウショ有之コレアリ、ソノ上ニ定遍ジョウヘンズ三日ガウチニ六千貫ヲ与ウベシ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
勘次かんじとり拔毛ぬけげいたちたのではないかといふ懸念けねんいだいて其處そこぢうくまなくた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「それ御らんなさい。あなたは一家族ぢう悉く馬鹿にして入らつしやる」
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
なかの廊下の入口に近い黒部川の河原に天幕を張って、流木を山のように積み上げ、一間四方もある焚火を絶さずに、暖い一夜を過した翌日、赤牛岳に登る目的で、黒部川の支流東沢を遡って行きました。
日本アルプスの五仙境 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
その年のうちにも三月二十八日に閑院大納言、四月十日にはなかの関白。
余録(一九二四年より) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
草刈くさかりながに、子供こどもて、去年きよねんくれ此處こゝ大穴おほあなけたのは
すすぎのながぢあがる
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
このヂユウ申し上げた滋賀津彦シガツヒコは、やはり隼別でもおざりました。天若日子アメワカヒコでもおざりました。テンに矢を射かける——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
このヂユウ申し上げた滋賀津彦シガツヒコは、やはり隼別でもおざりました。天若日子アメワカヒコでもおざりました。テンに矢を射かける——。併し、極みなく美しいお人でおざりましたがよ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
○本朝文粋ぶんすゐあげたる大江匡衡まさひらの文に「天満自在天神或は塩梅於天下てんかをあんばいして輔導一人いちにんをほだうし(帝の御こと)或月於天上てんしやうにじつげつして臨万民まんみんをせうりんすなかんづく文道之大祖ぶんだうのたいそ風月之本主ふうげつのほんしゆなり」云云。
○本朝文粋ぶんすゐあげたる大江匡衡まさひらの文に「天満自在天神或は塩梅於天下てんかをあんばいして輔導一人いちにんをほだうし(帝の御こと)或月於天上てんしやうにじつげつして臨万民まんみんをせうりんすなかんづく文道之大祖ぶんだうのたいそ風月之本主ふうげつのほんしゆなり」云云。
相手「予等ハ此地点ニ通リカカルヤ、一大驚異イチダイキョウイヲ発見セリ。突然予等ノ行手ユクテニ銃ヲシテ立チ防ガリタル一団アリ。彼等ハ異様イヨウ風体フウテイヲナシ身ノタケ程ノ雑草ザッソウチュウヒソミ居リシモノナリ。全身ニ毒草ドクソウノヨウナモノヲツケタルモ、……」(判読不能)
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
だから中国の書物にある栭栗または杭子を我がサヽグリにあて、茅栗を我がシバグリにあて、板栗を我がタンバグリにあて、山栗を我がチュウグリにあてるのはみな間違いで、これらはことごとく支那栗すなわちアマクリの内の品種名たるにほかなく、断じて我が日本のクリに適用すべき名ではないことを銘記していなければならない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
この若い者が戦争いくさに出るとは誠に危ない話で、流丸りゅうがんあたっても死んで仕舞しまわなければならぬ、こんな分らない戦争に鉄砲をかつがせると云うならば
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
成程なるほど今戦争になれば焼けるかも知れない、又焼けないかも知れない、仮令たとい焼けても去年の家が焼けたと思えば後悔も何もしない、少しも惜しくないといって颯々と普請をして、果して何のわざわいもなかったのは投機商売のあたったようなものです。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
お倉のなァか刈麦かりむぎに、
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
どろなァかにうなぎ、
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
彼は酒にひたりながら、洞穴の奥にうずくまって、一夜中ひとよじゅうよい泣きの涙を落していた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
が、大抵は大気都姫が、妹たちの怒には頓着なく、酒にひたった彼を壟断ろうだんしていた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
(おらもあだつでもいがべが)
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
これを射てあつれば蛇すなわち死す
少年せうねんゆびさかたながめると如何いかにも大變たいへん! 先刻せんこく吾等われら通※つうくわして黄乳樹わうにうじゆはやしあひだより、一頭いつとう猛獸まうじういきほいするどあらはれてたのである。
女房もそれなりに咽喉のどほの白う仰向あおむいて、目を閉じて見る、胸のうらの覚え書。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
寒気は骨のしんまで突き通す
サガレンの浮浪者 (新字新仮名) / 広海大治(著)
四こくはうみのたかにこそあれ
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
舞の群の少女らは華麗のきぬを身に纏ひ、 595
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
ちゆふ老人の帳場番頭の居ること、制服のギヤルソンが二三人うやうやしさうに立つて居ること、これ等はどの国の旅館ホテルも少しの違ひがない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
……(下人に)やい、そちはヹローナぢゅう駈𢌞かけまはって(書附を渡し)こゝ名前なまへいてある人達ひとたち見附みつけて、今宵こよひわがやしきねんごろ御入來ごじゅらいをおまうすとへ。
「あら。アさん、何を言っているのよ。今時急にそんな事……。」
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
また木梨きなしかる太子ひつぎのみこの御名代として、輕部かるべを定め、大后の御名代として、刑部おさかべを定め、大后の弟田井たゐなかつ比賣の御名代として、河部かはべを定めたまひき。
はじめはあやしみ、なかばは驚いて、はてはその顔を見定めると、幼立おさなだちに覚えのある、裏長屋の悪戯いたずら小憎、かつてその黒い目でにらんでおいた少年の懐しさに、取った手を放さないでいたのであったが。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ゆさぶろと思うて手ばあたりや、部屋んなきやでゴトンて音んしたツ……なんもをりやせんとなるばツてん、わしや、ひよくつと、からだ一ぴやヅンとして、どぎやんすることも出来でけんだツたツ……。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
ここを以ちて腹ぬちにましまして國知らしめしき。
おみつは、おかあさんの手紙てがみ着物きものうえでひらいて、もういちどよみかえしているうちに、あついなみだが、おのずとめなかからわいてくるのをおぼえました。
田舎のお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
これからはいよ/\おたみどの大役たいやくなり、前門ぜんもんとら後門こうもんおほかみみぎにもひだりにもこわらしきやつおほをか
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
イズレモ其日ソノヒウナニ必ズ沙汰シ与ウベシ。——とこう立て札には記してあるのじゃ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
おふみさまです。ソレ人間ニンゲン浮生フジヤウナルサウヲツラツラクワンズルニ、オホヨソハカナキモノハ、コノチユウジユウマボロシノゴトクナル一期イチゴナリ、——てれくさくて讀まれるものか。
陰火 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)
ンヤ、デアなあ、春にテ、ニシゴト干して、マゴして、春風ア吹グナガタコ掻廻カマして、はゝゝゝゝゝ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)