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ウチ
ふりがな文庫
“
中
(
ウチ
)” の例文
唱詞は、所謂祝詞で、長い語詞の
中
(
ウチ
)
のものが脱落して、後に残つた、有力な部分が、歌である。
呪詞及び祝詞
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
非職
凡下
(
ボンゲ
)
ヲイワズ、伊勢ノ車ノ庄ヲ恩賞ニ
充
(
ア
)
テ行ナワル
可
(
ベ
)
キ
由
(
ヨシ
)
、関東ノ
御教書
(
ミギョウショ
)
有之
(
コレアリ
)
、ソノ上ニ
定遍
(
ジョウヘン
)
先
(
マ
)
ズ三日ガ
中
(
ウチ
)
ニ六千貫ヲ与ウベシ、
御内
(
ミウチ
)
伺候
(
シコウ
)
ノ人、
御手
(
オンテ
)
ノ人ヲ討チタラン者ニハ五百貫
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
久シク恩義ヲ
愆
(
アヤマ
)
ツ
世塵
(
セジン
)
ノ
中
(
ウチ
)
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其からは、此二つの
女手
(
ヲンナデ
)
の「
本
(
ホン
)
」を、一心に習ひとほした。偶然は友を
誘
(
ヒ
)
くものであつた。一月も立たぬ
中
(
ウチ
)
の事である。早く、此都に移つて居た
飛鳥寺
(
アスカデラ
)
—
元興寺
(
グワンコウジ
)
—から
巻数
(
クワンズ
)
が届けられた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此花の
一弁
(
ヒトヨ
)
の
中
(
ウチ
)
は、百種の
言
(
コト
)
保
(
モ
)
ちかねて、折らえけらずや(万葉巻八)
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
はね蔓今する妹を夢に見て、心の
中
(
ウチ
)
に恋ひわたるかも(家持——巻四)
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此花の
一弁
(
ヒトヨ
)
の
中
(
ウチ
)
に、
百種
(
モヽクサ
)
の
言
(
コト
)
ぞ籠れる。おほろかにすな(万葉巻八)
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
吉右衛門を間において考へれば、幸右衛門は、言ふまでもなく、東間も、阪田も、骨細は骨細ながら、当りを取るに相違ない。此で「
天下茶屋聚
(
テンガヂヤヤムラ
)
」の役と言ふ役は、彼の手の
中
(
ウチ
)
の物ばかりの気がする。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“中”の意味
《名詞》
【なか】 物の内側。
【チュウ】 大きいとも小さいとも言えない状態。
【チュウ】 成績評価において、優れているとも劣っているとも言えない状態。平均的。
【チュウ】 大規模な文章や書籍などで、中の方の部分。
(出典:Wiktionary)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“中”を含む語句
家中
中央
夜中
女中
連中
日中
中心
懐中
中間
室中
山中
中風
市中
心中
最中
掌中
中止
途中
真中
中旬
...