“元興寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
グワンコウジ30.0%
がんこうじ30.0%
がんごうじ30.0%
ぐわんこうじ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其からは、此二つの女手ヲンナデの「ホン」を、一心に習ひとほした。偶然は友をくものであつた。一月も立たぬ中の事である。早く、此都に移つて居た飛鳥寺アスカデラ元興寺グワンコウジ—から卷數クワンズが屆けられた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
偶然は友をくものであった。一月も立たぬ中の事である。早く、此都に移って居た飛鳥寺あすかでら元興寺がんこうじ—から巻数かんずが届けられた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
元明げんめい天皇平城京に遷都せんとされてより、興福寺、元興寺がんごうじ、薬師寺、大安寺等が次々と建立され、聖武天皇の御代にいたってつい宏大こうだい無双の東大寺が創建される等
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
父藤原豊成朝臣、亡父贈太政大臣七年の忌みに当る日に志をおこして、書き綴つた「仏本伝来記」を、二年目の天平十八年に、元興寺ぐわんこうじへ納めた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)