“巻数”のいろいろな読み方と例文
旧字:卷數
読み方割合
かんず33.3%
くわんず33.3%
クワンズ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偶然は友をくものであった。一月も立たぬ中の事である。早く、此都に移って居た飛鳥寺あすかでら元興寺がんこうじ—から巻数かんずが届けられた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
其からは、此二つの女手をみなでほんを一心に習ひとほした。一月も立たない中の事である。早く、此都に移つて居た飛鳥寺あすかでらから巻数くわんずが届けられた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其からは、此二つの女手ヲンナデの「ホン」を、一心に習ひとほした。偶然は友をくものであつた。一月も立たぬウチの事である。早く、此都に移つて居た飛鳥寺アスカデラ元興寺グワンコウジ—から巻数クワンズが届けられた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)