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巻藁
ふりがな文庫
“巻藁”の読み方と例文
旧字:
卷藁
読み方
割合
まきわら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきわら
(逆引き)
また庭の幾所に
巻藁
(
まきわら
)
が両断されて転がっていることによって、この家に住む人が試し物をするのだということが想像できるのであります。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
備前岡山三十五万石の領主池田
光政
(
みつまさ
)
は、文武の道に
精
(
くわ
)
しい古今の名君であったが、武芸のなかでは特に弓が好きで、城中居間の側に
巻藁
(
まきわら
)
を備え
備前名弓伝
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
徒らな松の吊縄、藁のかげ法師、植木の
巻藁
(
まきわら
)
などはよくよく考へてから、その位置を作らなければならぬ。
冬の庭
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
巻藁(まきわら)の例文をもっと
(6作品)
見る
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
藁
漢検準1級
部首:⾋
17画
“巻”で始まる語句
巻
巻煙草
巻莨
巻烟草
巻雲
巻紙
巻莨入
巻舌
巻狩
巻物
“巻藁”のふりがなが多い著者
中里介山
室生犀星
山本周五郎
野村胡堂